Install Guide
ログインプロンプトで、グループの作成時に指定した grpadmin アカウント名およびパスワードを入力
します。
2. Group Manager のコマンドプロンプトで、次のコマンドを使用してボリュームを作成します。
volume create volume_name size [GB]
ボリュームの名前とサイズを指定します(デフォルトの測定単位はメガバイトです
)。
3. 次のコマンドを使用して、ボリュームに対するアクセスコントロールレコードを作成します。
volume select volume_name access create access_control
access_control
パラメータには、次のオプションのいずれかまたは両方を指定できます。
• initiator initiator_name
• ipaddress ip_address
1
つのボリュームに対して最大 16 のアクセスコントロールレコードを作成できます。
次の例では、
50 GB のボリュームと 1 つのアクセスコントロールレコードを作成します。指定されたイニシ
エータ名を持つコンピュータのみがこのボリュームにアクセスできます。
group1> volume create staff1 50GB group1> volume select staff1 access create
initiator iqn.1991-05.com.microsoft:WIN2008Server.company.com
GUI
を使用したボリュームの作成
ストレージ容量をエンドユーザーに提供するには、ユーザーがホストコンピュータからアクセスできる標準
ボリュームを作成します。
標準ボリュームを作成する前に、以下を理解しておく必要があります。
• ボリュームに適用されるグループのボリューム属性とグループ全体のデフォルト設定。
• ボリュームセキュリティおよびアクセスコントロール。具体的には次のとおりです。
– ボリュームとそのスナップショットに接続するためにコンピュータが満たす必要がある条件。CHAP
ユーザー名、IP アドレス、または iSCSI イニシエータ名を指定します。この情報は、ボリュームおよ
びそのスナップショットに適用されるアクセスコントロールレコードを生成します。
– ボリュームのための、読み取り / 書き込み(デフォルト)または読み取り専用いずれかの許可。
– ボリュームおよびそのスナップショットに対する異なる
iSCSI 装飾名(IQN)を持つイニシエータに
よるアクセスの許可または拒否
(デフォルト)。
• この機能をボリュームに適用する前のシンプロビジョニングに関連するリスクとメリット。
• ボリュームの作成によってプールの容量を超える場合、空きプール容量の値が負数になる。ボリュームサ
イズを削減します。
シンプロビジョニングを有効にする場合、報告されたサイズの割合に基づいたシンプロビジョニングのボリ
ューム属性のデフォルト設定を調整することができます。
標準ボリュームを作成するには、次の項で説明するボリュームの作成ウィザードを使用してください。
ボリュームの作成ウィザード
ボリュームの作成ウィザードは、新しいボリュームの定義、および名前、サイズ、プール割り当て、セクタ
サイズ、
スナップショット容量、iSCSI オプション、アクセス制御オプションを含むさまざまなオプションの
設定のプロセスを手順を追って説明します。
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ストレージの割り当て