Owners Manual
ハード ウェアオーナーズマニュアル
3 コントロールモジュールのメンテナンス
重要な考慮事項
このボタンは、グループマネージャの GUI または CLI へのアクセスがない状況で、メンバーを素早くシャットダウン
する必要がある場合にのみお使いください。
注 意 : スタンバイモードでは、そのメンバー上の容量を使用するボリューム、またはそのメンバーにバインドされる
ボリュームはいずれも利用できなくなります。
メンバー上の全操作が一時停止され、メンバーから、またはメンバーへの I/O アクティビティはなくなり、メンバー
のファームウェアは実行されません。
アレイを素早くシャットダウンする必要があり、GUI や CLI へのアクセスがない可能性がある場合にのみ、スタン
バイオン / オフ機能を使用してください。たとえば、アレイを損傷する可能性のある高温度や水漏れといった、
できるだけ迅速にアレイをシャットダウンする必要がある問題をラボ環境で発見した場合などがあります。
注 意 : 故障したコントロールモジュールを交換する前にアレイをシャットダウン( スタンバイオン / オフボタン、また
はその他の方法により) しないでください。メンバーがシャットダウンされて、コント ロールモジュールが取り外される
と、アレイは自動的にフルパワーモードに戻ります。
1 つのメンバーにおけるスタンバイオン / オフボタンの使用は、他のグループメンバーには影響しません。ボタンの
あるメンバーそれぞれでボタンを押す必要があります。ボタンのないグループメンバーは引き続きオンライン状態と
なります。これらのメンバーをシャットダウンするには、GUI または CLI を使用する必要があります。
コント ロールモジュールの交換
コントロールモジュールに障害が発生した場合、この項で説明されているように、取り外して機能しているコント
ロールモジュールと交換する必要があります。
また、マイクロ SD カードを交換する場合も一時的にコントロールモジュールを取り外す必要があります。マイク
ロ SD カードの交換に関しては、31 ページの「マイクロ SD カードの交換」を参照してください。
残っているコントロールモジュールに、接続され、正常に機能しているネットワークインタフェースが少なくとも 1 つ
ある場合は、アレイをシャットダウンせずに、コントロールモジュールを部分的に、または完全に取り外すことがで
きます。このようなコントロールモジュールの交換手順は、27 ページの「コントロールモジュールの交換手順」で説
明されています。
コントロールモジュールを取り外す際は、2 ページの「ハードウェアの保護 」にあるように、静電気防止用リストバ
ンド を着用し、モジュールを静電気から防止されている面に置いてください。
注 意 :
• アクティブなコントロールモジュールは取り外さないでください。
• コントロールモジュールが同期化を実行している間は、アレイから取り外さないでください。同期化が完
了すると、コンソールにメッセージが表示されます。同期化が完了すると、セカンダリコントロールモジュー
ルの ACT LED がオレンジ色になります。
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