Users Guide
Dell EqualLogic Storage Management Pack のカス
タマイズ
上書きを使って Dell EqualLogic Storage Management Pack をカスタマイズできます。
上書きパラメータの指定
管理パックオブジェクト用の上書きパラメータを指定するには、次の手順を実行します。
1. OpsMgr コンソールを起動して、オーサリング をクリックします。
2. オーサリング > 管理パックオブジェクト と展開します。
3. 上書きする管理パックオブジェクトを選択します (監視、オブジェクト検出、または ルール)。
4. 選択した管理パックオブジェクトの任意のコンポーネントを右クリックし、ポップアップメニューで上書き > 上書き <
管理パッ
クオブジェクト
> を選択します。
選択したクラスのすべてのオブジェクト、すべてのグループ、選択したクラスの特定のオブジェクト、または 別のクラスのす
べてのオブジェクト を上書きするように選択できます。
プロパティの上書き ウィンドウが表示されます。
5. オブジェクトを選択し、オーバライド値を変更します。
6. 適用 をクリックします。
メモ: ルール オプションの 重大度 設定を変更することもできます。
ユニット監視のカスタマイズ
以下の上書きを使って、Dell EqualLogic Storage Management Pack のユニット監視をカスタマイズできます。
• 有効 — 監視を有効化または無効化することができます。上書き 設定は True または False に設定できます。
• 間隔秒数 — Management Pack がコンポーネントの正常性をチェックするために Dell デバイスをポーリングする頻度(秒数)で
す。デフォルトは 3700 秒(62 分)です。
• SNMP タイムアウト間隔 — 同じリクエストが再試行されるまで SNMP スタックを待機させるために指定された時間です。
SNMP タイムアウトのデフォルト設定は 60 秒です。
• SNMP 再試行— Management Pack が SNMP がタイムアウトした場合にポーリングを再試行する回数です。SNMP 再試行のデ
フォルト設定は 5 回です。
メモ: 最適なパフォーマンスのため、すべてのユニット監視に同じ値を指定することをお勧めします。
ユニット監視
表 2. ユニット監視 — Dell EqualLogic Storage Management Pack
グループ名 監視タイプ 説明 デフォルトの定期ポーリング設
定
EqualLogic 拡張可能機能によって有効化された監視
Dell EqualLogic グループ 依存性ロールアップ 個々の EqualLogic グループの正
常性状態を Dell EqualLogic グル
ープにロールアップします。
適用なし
Dell EqualLogic メンバーグル
ープ
依存性ロールアップ ストレージプールグループの正
常性状態を EqualLogic グループ
にロールアップします。
適用なし
Dell EqualLogic ボリュームグ
ループ
依存性ロールアップ ボリュームグループの正常性状
態を EqualLogic グループにロー
ルアップします。
適用なし
12 Dell EqualLogic Storage Management Pack Suite の使用