Users Guide
12 概要
SCOM の性能と拡張性に関する Microsoft のガ
イドライン
最適なパフォーマンスを得るためには、
Dell EqualLogic Management Pack
Suite
バージョン
4.1
を専用管理ステーションにインストールしてください。
拡張性に関する
Microsoft
の推奨については、
support.microsoft.com/kb/975057
を参照してください。
セキュリティに関する注意事項
操作コンソール
へのアクセス権は、
SCOM
で内部処理されます。
User Roles
(ユーザー役割)
オプション
は、
SCOM
コンソールの
Administration
(管理)
→
Security
(セキュリティ)
機能で設定できます。割り当てられた役割のプロ
ファイルによって、実行できるアクションが決まります。セキュリティ考慮点
の詳細については、『
SCOM
オンラインヘルプ』を参照してください。
証明書検証の無効化
インターネットにアクセスする手段がない、または遅いネットワーク上にある
システムで
EqualLogic PS Series
アレイを初めて検出するときには、ダイア
グラムビューへのデバイスの表示が
40
~
45
秒遅れます。
この遅れが生じるのは、証明書失効リスト(
CLR
)が
Dell EqualLogic Helper
アセンブリを
.NET Framework 2.0
のプロセスにロードする時に発行者の証拠
を生成し、発行機関に通信することによって証明書を検証するためです。
オペレーティングシステムは証明書チェーンをスキャンし、インターネット上
のサーバーからの証明書失効リストのダウンロードを試みます。インターネッ
トへのアクセス手段がない場合やネットワークが遅い場合は、このプロセスが
遅延するので、
Dell EqualLogic Helper
の起動も遅れます。
メモ:
署名検証を無効化すると、.NET Framework 2.0 によって管理されるアプリ
ケーションは発行者の証拠を受け取らなくなります。この動作は、発行者の証拠、
または
PublisherIdentityPermission クラスを使用する時に限り、.NET Framework
2.0
によって管理されるアプリケーションに影響します。
署名検証を無効化するには、次の手順を実行します。
1
Dell
EqualLogic Storage Management Pack Suite v4.1
がイン
ストールされている
Library
フォルダで
DellEQLHelper.dll.config
ファイルを編集します。
2
generatePublisherEvidence
の値を「
false
」に変更します。