Setup Guide
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5 NAS クラスタ設定
EqualLogic FS7600 ハード ウェアの取り付けが完了したら、NAS クラスタの設定を行うことができます。
NAS クラスタの設定手順
1. 23 ページの 「NAS クラスタ設定情報の収集」を参照してください。
2. 表 9 に記入します。
3. グループマネージャ GUI を使って NAS クラスタに含める各 FS7600 NAS アプライアンス を検出してか
ら、Configure NAS Cluster( NAS クラスタの設定) ウィザードを開始します。27 ページの 「コント ローラの検
出と NAS クラスタの設定」を参照してください。
Configure NAS Cluster( NAS クラスタ設定) ウィザードが完了すると、グループが NAS クラスタの設定を開始し
ます。NAS Cluster Configuration – Progress( NAS クラスタ設定 - 進行状況) ウィンドウが表示され、クラスタ設
定の進行状況を確認できます。
NAS クラスタの設定中も、PS Series グループは完全に動作可能な状態を維持します。
NAS クラスタの設定を正常に完了した後は、複数の NAS コンテナを作成することができます。
NAS クラスタ設定情報の収集
NAS クラスタの設定を開始する前に、次の情報を入手します。
• NAS クラスタに追加する各FS7600 NAS アプライアンス のサービスタグ番号。
NAS クラスタに追加するコントローラは、ペアである必要があります。NAS クラスタは最大 4 台のコントロー
ラ( 2 台のアプライアンス) をサポート することが可能です。
サービスタグはアプライアンスを識別し、1 台のアプライアンスには互いにペアにする必要がある 2 台のコント
ローラが含まれます。サービスタグナンバーは、アプライアンスの前面の右耳部分にあります( 9 ページの 「ア
プライアンスの前面パネルと背面パネル」を参照) 。
• NAS 予約、およびストレージプールの初期サイズ( これらから容量を消費) 。
NAS 予約とは、NAS クラスタによる使用専用の EqualLogic ストレージプールからのストレージ容量です。
NAS 予約は、次のデータを保存します。
内部データ。各コントローラペアには少なくとも 512GB の容量が必要です。
メモ: 最小 NAS 予約サイズを指定する場合は、NAS 予約を増やさない限り、コンテナ作成のための容量がほ
とんど、または全くなくなります。容量問題を回避するには、最小サイズよりも大きな値を指定します。
NAS クラスタを設定した後、必要に応じて NAS 予約のサイズを増やすことができます。ただし、後で
NAS 予約容量を減らすことはできません。
• NAS クラスタで使用しているクライアント、SAN、および内部ネット ワークについての情報。
NAS サービスクラスタの設定を開始する前に、24 ページの 「NAS クラスタのネットワーク要件と推奨事項」
を参照して 表 9に記入してください。
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