Administrator Guide
5:デバッグ情報をログに記録する
TSS バージョンの確認
• TSS は、TPM と連動するコンポーネントです。TSS バージョンを確認するには、C:\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Drivers\TSS\bin >
tcsd_win32.exe
と移動します。ファイルを右クリックして、プロパティ を選択します。詳細 タブでファイルのバージョンを確認します。
EMS と PCS の相互作用
メディアが読み取り専用ではなく、ポートがブロックされていないことを確実にする
EMS Access から unShielded Media へのポリシーは、Port Control System - Storage Class: External Drive Control ポリシーと相互作用します。
EMS Access から unShielded Media へのポリシーをフルアクセスに設定する場合は、メディアが読み取り専用に設定されないこと、およびポートがブロッ
クされないことを確実にするために、
Storage Class: External Drive Control ポリシーもフルアクセスに設定する必要があります。
CD/DVD に書き込まれたデータを暗号化する
• 外部メディアの EMS 暗号化 = True に設定します。
• EMS で CD/DVD 暗号化を除外 = False に設定します。
• サブクラスストレージの設定:光学ドライブコントロール = UDF Only に設定します。
WSScan の使用
• WSScan を使用すると、Encryption クライアントをアンインストールするとき、すべてのデータが復号化されていることを確認することができます。また、
暗号化ステータスを表示し、暗号化されるべき非暗号化状態のファイルを特定することもできます。
• このユーティリティの実行には管理者権限が必要です。
WSScan
1 Dell インストールメディアから、スキャン対象の Windows コンピュータに WSScan.exe をコピーします。
2 上記の場所でコマンドラインを起動して、コマンドプロンプトに wsscan.exe と入力します。WSScan が起動します。
3 詳細設定 をクリックします。
4 次のドロップダウンメニューからスキャンしたいドライブの種類を選択します:すべてのドライブ、固定ドライブ、リムーバブルドライブ または CDROM/
DVDROM。
5 ドロップダウンメニューから該当する暗号化レポートタイプを選択します:暗号化ファイル、非暗号化ファイル、すべてのファイル、または 違反の非暗
号化ファイル。
• 暗号化ファイル - Encryption クライアントをアンインストールするとき、すべてのデータが復号化されていることを確認するために使用します。復
号化ポリシーアップデートの発行など、データを復号化するための既存の手順に従います。データを復号化した後は、アンインストール準備とし
て再起動する前に、WSScan を実行してすべてのデータが復号化されていることを確認します。
• 非暗号化ファイル - 暗号化されていないファイルを特定するために使用します。それらのファイルを暗号化するべきかどうか(Y/N)も示されま
す。
• すべてのファイル - すべての暗号化および非暗号化ファイルのリストを表示するために使用します。それらのファイルを暗号化するべきかどうか
(Y/N)も示されます。
• 違反の非暗号化ファイル - 暗号化すべき非暗号化ファイルを特定するために使用します。
6 検索 をクリックします。
または
1 詳細設定 をクリックし、ビューを シンプル に切り替えて、特定のフォルダをスキャンします。
2 スキャン設定 に移動して、検索パス フィールドにフォルダパスを入力します。このフィールドを使用した場合、ドロップダウンボックスの選択は無視され
ます。
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