Administrator Guide

一般的なシナリオ
各クライアントを個別にインストールするには、「ESS マスターインストーラからの子インストーラの抽出」にあるように、まず始めに ESS マスターインスト
ーラから子実行可能ファイルを抽出する必要があります。
SED クライアントは、v8.x Advanced Authentication に必要であり、このため次の例でコマンドラインの一部になっています。
コマンドラインのスイッチおよびパラメータは大文字と小文字を区別します。
コマンドラインでは、空白などの特殊文字を 1 つ、または複数含む値は、エスケープされた引用符で囲むようにしてください。
これらのインストーラを使用し、スクリプトインストールやバッチファイルを利用するか、組織で利用できる他のプッシュ技術を活用して、クライアントをイ
ンストールします。
コマンドラインの例では、再起動は省略されています。ただし、最終的には再起動する必要があります。暗号化は、コンピュータが再起動されるまで
開始できません。
ログファイル Windows は、C:\Users\<UserName>\AppData\Local\Temp. にある %temp% に、ログインしたユーザー用の固有子インストーラ
インストールログファイルを作成します。
インストーラの実行時に別のログファイルを追加することにした場合、子インストーラログファイルは付加しないことから、そのログファイルには独自の名
前を付けるようにしてください。C:\<any directory>\<any log le name>.log を使用することによって、ログファイルの作成に標準の .msi コマンドを
使用することができます。
すべての子インストーラは、特に記載がない限り、コマンドラインでのインストールで同じ基本的な .msi スイッチと表示オプションを使用します。スイッチ
は最初に指定する必要があります。/v スイッチは必須であり、引数が必要です。その他のパラメータは、/v スイッチに渡される引数に指定します。
表示オプションは、目的の動作を実行させるために、/v スイッチに渡される引数の末尾に指定することができます。同じコマンドラインで、/q /qn
両方を使用しないでください。「」および「-」は「/qb」の後にのみ使用してください。
スイッチ 意味
/v *.exe 内の .msi に変数を渡す
/s サイレントモード
/i インストールモード
オプション 意味
/q 進行状況ダイアログなし、処理完了後に自動で再起動
/qb キャンセル ボタン付きの進捗状況ダイアログ、再起動のプロンプト表示
/qb- キャンセル ボタン付きの進捗状況ダイアログ、処理完了後に自動で再起動
/qb! キャンセル ボタンなしの進捗状況ダイアログ、再起動のプロンプト表示
/qb!- キャンセル ボタンなしの進捗状況ダイアログ、処理完了後に自動で再起動
/qn ユーザーインタフェースなし
アプリケーションに関するサポートが必要なときには、次のマニュアルとヘルプファイルを参照するようにユーザーに指示します。
Encryption クライアントの各機能の使用方法については、『Dell Encrypt HelpDell Encrypt ヘルプを参照してください。このヘルプには、
<Install dir>:\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Encryption\Help からアクセスします。
External Media Shield の各機能の使用方法については、『EMS HelpEMS ヘルプを参照してください。このヘルプには、<Install dir>:
\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Encryption\EMS からアクセスします。
8
46 Dell Data Protection | Endpoint Security Suite
一般的なシナリオ