Administrator Guide

アクティブ化
このコマンドを使用して、クライアントを管理者としてアクティブ化します。
例：
client -a [e-mail] password admin admin
一時的なアクティブ化
このコマンドを使用して、コンピュータにフットプリントを残すことなくクライアントをアクティブ化します。
1. シェルを開く、またはスクリプトを使用してクライアントソフトウェアをアクティブ化します。
client -at [e-mail] password
2. クライアントソフトウェア、そのポリシー、ディスクステータス、ユーザーアカウントなどに関する情報は、クライアントツ
ールを使用して取得します。クライアントツールに関する詳細については、「クライアントツール」を参照してください。
メモ:
アクティブ化した後は、Dell Encryption Enterprise プリファレンスのシステムプリファレンスでもポリシー、ディスクステ
ータス、およびユーザー情報含むクライアントソフトウェアに関する情報を入手できます。
Encryption クライアントの参照
オプションのファームウェアパスワード保護について
メモ:
最近の Mac コンピュータは、ファームウェアパスワード保護をサポートしていません。ファームウェアパスワード保護は、次
のモデルでサポートされています。
● iMac10*
● iMac11*
● Macmini4*
● MacBook7*
● MacBookAir2*
● MacBookPro7*
● MacPro5*
● XServe3*
たとえば、iMac10.1、iMac11.1 および iMac11.2 はオプションのファームウェアパスワード保護をサポートしますが（* によって
示されています）、iMac12.1 以降はサポートしません。
メモ:
FirmwarePasswordMode キーオプションを オプション に設定すると、ファームウェアパスワード保護のクライアントの施行の
みが無効になります。既存のファームウェアパスワード保護は削除されません。Mac OS X ファームウェアパスワードユーテ
ィリティを使用して、任意の既存ファームウェアパスワードを削除できます。
暗号化された Mac コンピュータで、Boot Camp を使用する予定の場合（手順は「Mac OS X Boot Camp を有効にする方法」を参
照）は、クライアントでファームウェアパスワード保護を使用しないよう設定する必要があります。
Mac コンピュータは、ファームウェアパスワード保護を使用してコンピュータのアクセスセキュリティを強化します。Mac コンピ
ュータでは、この保護がデフォルトで
オフ に設定されています。クライアントのインストール中、新規のインストールまたは以
前のクライアントバージョンからのアップグレードのいずれでも、既存の com.dell.ddp.plist ファイルを編集して、
FirmwarePasswordMode キーを
必須 または オプション に設定することができます。 必須 オプションはファームウェアパスワー
ド保護を実施するデフォルト設定で、 オプション 設定はファームウェアパスワードを実施しません。インストールまたはアップグ
レード後、クライアントは再起動中に変更されたインストーラ com.dell.ddp.plist ファイルを評価します。
34 Encryption クライアントのタスク