Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell Endpoint Security Suite Enterprise for Mac 管理者ガイドv2.9
- はじめに
- 要件
- Encryption クライアントのタスク
- タスク
- 用語集
管理者は管理コンソールで、現在 Dell Server がエンドポイントを管理していることを確認できます。
FileVault リカバリキーの再利用
リカバリバンドルにセキュリティ上の問題がある、またはボリュームまたはキーのセキュリティが侵害された場合、そのボリュー
ムのキーマテリアルを再利用できます。
Mac OS X で起動および非起動ドライブにリサイクルキーを使用できます。
キーマテリアルを再利用するには、次の手順を実行します。
1. 管理コンソールからリカバリバンドルをダウンロードし、コンピュータのデスクトップにコピーします。
2.
システムプリファレンス
を起動して、[Dell Encryption Enterprise] をクリックします。
3. [システムボリューム] タブをクリックします。
4. 手順 1 のリカバリバンドルを適切なパーティションにドラッグします。
ダイアログが FileVault キーを再利用するためのプロンプトを表示します。
5. [OK] をクリックします。
ダイアログがキーの循環の成功を確認します。
6. [OK] をクリックします。
メモ:
これで、このドライブのリカバリバンドルのキーは廃止されました。管理コンソールから新しいリカバリバンドルをダウ
ンロードする必要があります。
ユーザーエクスペリエンス
最大セキュリティのために、クライアントソフトウェアは、Mac OS X コンピュータの
自動ログイン
機能を無効化します。
また、クライアントソフトウェアは、Mac OS X 機能の
スリープ後またはスクリーンセーバーの開始後にパスワードを必要とする
を自動的に実施します。また、スリープ / スクリーンセーバーモードでは、認証を実施する前に設定可能な時間が与えられます。
クライアントソフトウェアでは、認証を実施するまでに最長 5 分の値を設定できます。
暗号化スイープの進行中、ユーザーはコンピュータを通常どおりに使用できます。オペレーティングシステムを含む現在起動され
ているシステムボリューム上のすべてのデータが暗号化される間、オペレーティングシステムは動作を続行します。
コンピュータが再起動する、またはシステムスリープ状態になると、暗号化スイープは一時停止し、再起動またはスリープ解除後
に自動的に再開します。
クライアントソフトウェアは、ハイバネーションイメージの使用をサポートしていません。ハイバネーションイメージは、バッテ
リがスリープ中に完全に放電されている場合に、コンピュータをウェイクアップするために Mac OS X の
セーフスリープ
機能によ
って使用されます。
ユーザーへの影響を軽減するため、クライアントソフトウェアはシステムスリープモードをハイバネーション無効に自動でアップ
デートし、この設定を実施します。コンピュータは引き続きスリープ状態になることができますが、現在のシステム状態はメモリ
にのみ維持されます。このため、コンピュータは、スリープ中に完全シャットダウン(バッテリが切れた、または交換されると発
生し得る)されると完全に再起動されます。
許可リスト ルールのコピー
非表示のメニュー項目を使用して、ユーザーはリムーバブル メディアの許可リスト ルールをコピーできます。
1. システムプリファレンス を起動して、[Dell Encryption Enterprise] をクリックします。
2. [リムーバブルメディア] タブを選択します。
3. ドライブ行を右クリックして、同時にコマンドキーを押します。
非表示メニューアイテムが表示されます。
4. 現在のリムーバブル メディアに対応する[許可リスト ルールのコピー]をクリックします。許可リスト ルールがクリップボー
ドにコピーされます。
Encryption クライアントのタスク 25