Install Guide
Table Of Contents
- Dell Endpoint Security Suite Enterprise 詳細インストール ガイドv3.1
- 目次
- はじめに
- 要件
- レジストリ設定
- マスターインストーラを使用してインストールする
- マスターインストーラのアンインストール
- 子インストーラを使用したインストール
- 子インストーラを使用したアンインストール
- Data Security アンインストーラ
- 一般的なシナリオ
- テナントのプロビジョニング
- Advanced Threat Prevention エージェント自動アップデートの設定
- SED UEFI および BitLocker Manager のための事前インストール設定
- レジストリーによるDell Serverの指定
- 子インストーラの抽出
- Key Server の設定
- Administrative Download Utility(CMGAd)の使用
- サーバオペレーティングシステム上の Encryption の設定
- Deferred Activation の設定
- トラブルシューティング
- 用語集
● 自己署名証明書がフル ディスク暗号化向けの Dell Server で使用されている場合、クライアント コンピューターで SSL/TLS 信
頼検証を無効のままにしておく必要があります(フル ディスク暗号化では SSL/TLS 信頼検証はデフォルトで
無
効です)。クラ
イアントコンピュータで SSL/TLS 信頼検証を
有
効にする場合は、次の要件を満たしている必要があります。
○ ルート証明機関(EnTrust や Verisign など)によって署名された証明書が Dell Server にインポートされている。
○ 証明書の完全な信頼チェーンがクライアントコンピュータの Microsoft キーストアに格納されている。
○ Dell Encryption 管理で SSL / TLS 信頼検証を
有
効
にする
には、クライアントコンピュータ上で次のレジストリエントリの値
を 0 に変更します。
[HKLM\System\CurrentControlSet\Services\DellMgmtAgent\Parameters]
"DisableSSLCertTrust"=DWORD:0
0 = 有効
1 = 無効
● PBA がアクティブ化されているかどうかを判断するには、次の値が設定されていることを確認します。
[HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DellMgmtAgent\Parameters]
"PBAIsActivated"=DWORD (32-bit):1
1 の値は PBA がアクティブ化されていることを示します。0 の値は PBA がアクティブ化されていないことを示します。
メモ: このキーを手動で削除すると、ユーザーが PBA と同期して手動でのリカバリが必要になるという、意図しない結果
をもたらすことがあります。
● スマートカードが存在し、アクティブになっていることを確認するには、次の値が設定されていることを確認します。
HKLM\SOFTWARE\Dell\Dell Data Protection\
"SmartcardEnabled"=DWORD:1
SmartcardEnabled が見つからない、または値がゼロの場合、資格情報プロバイダーは認証のためのパスワードだけを表示しま
す。
SmartcardEnabled の値がゼロ以外の場合、資格情報プロバイダーはパスワードとスマートカード認証のオプションを表示しま
す。
● 次のレジストリ値は、Winlogon がスマートカードからのログオンイベントの通知を生成する必要があるかどうかを示します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\Notify
"SmartCardLogonNotify"=DWORD:1
0 = 無効
1 = 有効
● 必要に応じて、Security Server ホストを元のインストール先から変更することができます。ホスト情報は、ポリシーのポールが
行われるたびにクライアントコンピュータに読み取られます。クライアントコンピュータ上で次のレジストリ値を変更してく
ださい。
[HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DellMgmtAgent]
"ServerHost"=REG_SZ:<newname>.<organization>.com
● 必要に応じて、Security Server のポートが元のインストール先から変更されることがあります。この値は、ポリシーのポーリン
グが行われるたびにクライアントコンピュータに読み取られます。クライアントコンピュータ上で次のレジストリ値を変更し
てください。
[HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\DellMgmtAgent]
ServerPort=REG_SZ:8888
● (起動前認証を使用する場合のみ)スマートカードおよびバイオメトリックデバイスに関連付けられているサービスを PBA
Advanced Authentication に「自動」起動タイプに変更させたくない場合は、サービス起動機能を無効にします。また、この機能
を無効化すると、実行されていない必須サービスに関連する警告も抑制されます。
無効化すると、PBA Advanced Authentication は次のサービスの起動を試行しなくなります。
○ SCardSvr - コンピュータが読み取るスマートカードへのアクセスを管理します。このサービスが停止されると、コンピュー
タはスマートカードを読み取ることができなくなります。このサービスが無効化されると、このサービスに確実に依存する
サービスの開始が失敗するようになります。
○ SCPolicySvc - スマートカード取り外し時にユーザーのデスクトップをロックするようシステムを設定することができます。
レジストリ設定 31