Install Guide
Table Of Contents
- Dell Endpoint Security Suite Enterprise 詳細インストール ガイドv3.1
- 目次
- はじめに
- 要件
- レジストリ設定
- マスターインストーラを使用してインストールする
- マスターインストーラのアンインストール
- 子インストーラを使用したインストール
- 子インストーラを使用したアンインストール
- Data Security アンインストーラ
- 一般的なシナリオ
- テナントのプロビジョニング
- Advanced Threat Prevention エージェント自動アップデートの設定
- SED UEFI および BitLocker Manager のための事前インストール設定
- レジストリーによるDell Serverの指定
- 子インストーラの抽出
- Key Server の設定
- Administrative Download Utility(CMGAd)の使用
- サーバオペレーティングシステム上の Encryption の設定
- Deferred Activation の設定
- トラブルシューティング
- 用語集
● インプレイスでのオペレーティングシステムの再インストールがサポートされていません。オペレーティングシステムを再イ
ンストールするには、ターゲットコンピュータをバックアップしてからそのコンピュータをワイプし、オペレーティングシス
テムをインストールした後、確立した回復手順に従って暗号化されたデータを回復してください。
● Windows 10 v1607(Anniversary Update/Redstone 1)から Windows 10 v1903(May 2019 Update/19H1)への直接機能アップデー
トは FDE ではサポートされていません。Windows 10 v1903 にアップデートする場合は、オペレーティング システムを新しい機
能アップデートにアップデートすることをお勧めします。Windows 10 v1607 から v1903 に直接アップデートしようとすると、
エラー メッセージが表示され、アップデートできなくなります。
● これらのコンポーネントがターゲット コンピューターにインストールされていない場合は、マスター インストーラーがインス
トールを行います。子インストーラを使用する場合、クライアントをインストールする前に、これらのコンポーネントをイン
ストールする必要があります。
前提条件
○ Visual C++ 2017 以降の再頒布可能パッケージ(x86 または x64)
Windows 7 にインストールされている場合、Visual C++ 2017 には Windows Update KB2999226 が必要です。
○ 2020 年 1 月をもって、SHA1 署名証明書の有効性は失われ、更新することはできません。Windows 7 または Windows
Server 2008 R2 を実行しているデバイスには、アプリケーションおよびインストール パッケージの SHA256 署名証明書
を検証するために、Microsoft KB で提供されている更新プログラム(https://support.microsoft.com/help/4474419 および
https://support.microsoft.com/help/4490628)をインストールする必要があります。
SHA1 証明書で署名されたアプリケーションおよびインストール パッケージは機能しますが、SHA1 証明書の更新プログ
ラムがインストールされていないアプリケーションをインストールまたは実行すると、エンドポイントにエラーが表示さ
れます。
●
メモ: 起動前認証ではパスワードが必要です。社内セキュリティポリシーに準拠した最小限のパスワード設定を行うこと
をお勧めします。
●
メモ: PBA を使用する場合、コンピュータに複数のユーザーがいる場合は、すべてのユーザーの同期ポリシーを有効にする
必要があります。また、すべてのユーザーがパスワードを持っている必要があります。長さがゼロのパスワードユーザー
は、アクティブ化後にコンピュータからロックアウトされます。
●
メモ: Full Disk Encryption で保護されているコンピューターは、Windows 10 v1703(Creators Update/Redstone 2)以降にア
ップデートしてから Windows 10 v1903(May 2019 Update/19H1)以降にアップデートする必要があります。このアップグレ
ード パスを試行すると、エラー メッセージが表示されます。
メモ: フルディスク暗号化の設定では、暗号化アルゴリズムを AES-256 に、暗号化モードを CBC に設定する必要があります。
メモ: 新バージョンへのインプレイス オペレーティング システムのアップグレード(Windows 7 または Windows 8.1 から
Windows 10 など)はサポートされません。
ハードウェア
● 次の表は、サポートされているハードウェアの詳細です。
オプションの組み込みハードウェア
○ TPM 1.2 または 2.0
フルディスク暗号化クライアントの認証オプション
● スマートカードを使用したり、UEFI コンピュータで認証を行ったりするためには、特殊なハードウェアが必要となります。起
動前認証でスマートカードを使用するには、設定が必要です。以下の表では、ハードウェアと構成の要件が満たされていると
きに使用できる認証オプションをオペレーティングシステム別に示しています。
12 要件