Administrator Guide
レジストリ値は、Advanced Threat Prevention サービスが開始するとき、または値が変化するたびにチェックされます。レジス
トリ値がない場合は、ログのレベルの変化はありません。
このレジストリ設定は、Encryption クライアントおよび Encryption Management Agent を含むその他のコンポーネントのログ冗
長性を制御するため、テストまたはデバッグ用途にのみ使用してください。
● 互換性モードは、メモリ保護ポリシーまたはメモリー保護ポリシーとスクリプト制御ポリシーの両方が有効になっている際に、
クライアントコンピュータでアプリケーションを実行することを可能にします。互換性モードを有効にするには、クライアント
コンピュータ上でレジストリ値を追加する必要があります。
互換性モードを有効にするには、次の手順に従います。
1. 管理コンソールで、メモリ保護の有効化ポリシーを無効にします。
スクリプト制御
ポリシーが有効になっている場合は、無
効にします。
2. CompatibilityMode レジストリ値を追加します。
a. クライアントコンピュータのレジストリエディタを使用して、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Cylance\Desktop
に移動します。
b. デスクトップを右クリックして、許可 をクリックし、 所有権を得て自分自身にフルコントロールを付与します。
c. デスクトップ を右クリックし、新規 > バイナリ値 の順に選択します。
d. 名前には、CompatibilityMode と入力します。
e. レジストリの設定を開いて、値を 01 に変更します。
f. OK をクリックして、レジストリエディタを閉じます。
コマンドでレジストリ値を追加するには、次のコマンドラインオプションのいずれかを使用して、クライアントコンピュー
タ上で実行することができます。
○ (1 台のコンピュータの場合)Psexec:
psexec -s reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Cylance\Desktop /v CompatibilityMode /t
REG_BINARY /d 01
○ (複数のコンピュータの場合)Invoke-Command cmdlet:
$servers = "testComp1","testComp2","textComp3"
$credential = Get-Credential -Credential {UserName}\administrator
Invoke-Command -ComputerName $servers -Credential $credential -ScriptBlock {New-Item -
Path HKCU:\Software\Cylance\Desktop -Name CompatibilityMode -Type REG_BINARY -Value 01}
3. 管理コンソールで、メモリ保護の有効化ポリシーを再び有効にします。
スクリプト制御
ポリシーが前に有効になっていた場
合は、再び有効にします。
22 トラブルシューティング