Install Guide
Table Of Contents
- Dell Endpoint Security Suite Enterprise 詳細インストール ガイドv3.0
- 目次
- はじめに
- 要件
- レジストリ設定
- マスターインストーラを使用してインストールする
- マスターインストーラのアンインストール
- 子インストーラを使用したインストール
- 子インストーラを使用したアンインストール
- Data Security アンインストーラ
- 一般的なシナリオ
- テナントのプロビジョニング
- Advanced Threat Prevention エージェント自動アップデートの設定
- SED UEFI および BitLocker Manager のための事前インストール設定
- レジストリーによるDell Serverの指定
- 子インストーラの抽出
- Key Server の設定
- Administrative Download Utility(CMGAd)の使用
- サーバオペレーティングシステム上の Encryption の設定
- Deferred Activation の設定
- トラブルシューティング
- 用語集
ポート制御システムのポリシーは、たとえば、USB デバイスによるサーバの USB ポートへのアクセスおよび使用を制
御することにより、保護対象サーバ上のリムーバブルメディアに影響します。USB ポートポリシーは外部 USB ポート
に適用されます。内部 USB ポート機能は、USB ポートポリシーの影響を受けません。USB ポートポリシーが無効化さ
れると、クライアント USB キーボードおよびマウスは機能しなくなり、このポリシーが適用される前にリモートデス
クトップ接続がセットアップされない限り、ユーザーはコンピュータを使用することができなくなります。
● これらのコンポーネントがターゲット コンピューターにインストールされていない場合は、マスター インストーラーがインス
トールを行います。子インストーラを使用する場合、クライアントをインストールする前に、これらのコンポーネントをイン
ストールする必要があります。
前提条件
○ Visual C++ 2012 更新プログラム 4 以降再頒布可能パッケージ(x86 または x64)
○ Visual C++ 2017 以降の再頒布可能パッケージ(x86 または x64)
Windows 7 にインストールされている場合、Visual C++ 2017 には Windows Update KB2999226 が必要です。
○ 2020 年 1 月をもって、SHA1 署名証明書の有効性は失われ、更新することはできません。Windows 7 または Windows
Server 2008 R2 を実行しているデバイスには、アプリケーションおよびインストール パッケージの SHA256 署名証明書
を検証するために、Microsoft KB で提供されている更新プログラム(https://support.microsoft.com/help/4474419 および
https://support.microsoft.com/help/4490628)をインストールする必要があります。
SHA1 証明書で署名されたアプリケーションおよびインストール パッケージは機能しますが、SHA1 証明書の更新プログ
ラムがインストールされていないアプリケーションをインストールまたは実行すると、エンドポイントにエラーが表示さ
れます。
サーバオペレーティングシステムの Encryption は、次の機能で使用されます。
● ローカルドライブを持つファイルサーバー
● サーバオペレーティングシステム、またはシンプルファイルサーバとして非サーバオペレーティングシステムを実行している
仮想マシン(VM)ゲスト
● サポートされている構成:
○ RAID 5 または 10 ドライブ搭載のサーバー。RAID 0(ストライピング)と RAID 1(ミラーリング)は互いに独立してサポー
トされています。
○ Multi TB RAID ドライブ搭載のサーバ
○ コンピュータをシャットダウンせずに交換可能なドライブ搭載のサーバー
○ Server Encryption は、業界をリードするウイルス対策プロバイダーを使用して検証されます。アンチウイルス スキャンと暗
号化の間における非互換性を防ぐため、これらのウイルス対策プロバイダーに対するハードコーディングされた除外が設定
されています。組織がリストに記載のないウイルス対策プロバイダーを利用している場合は、KB 記事 126046 を参照する
か、Dell ProSupport に連絡してサポートを受けてください。
サーバオペレーティングシステムの Encryption は、次の機能では使用されません。
● Security Management Server / Security Management Server Virtual または Security Management Server / Security Management
Server Virtual のデータベースを実行しているサーバ。
● Encryption Personal。
● SED Manager、PBA Advanced Authentication、または BitLocker Manager。
● 分散ファイルシステム(DFS)の一部であるサーバ。
● サーバオペレーティングシステムの Encryption 間の移行。External Media Edition からサーバオペレーティングシステムの
Encryption にアップグレードするには、サーバオペレーティングシステム上の Encryption をインストールする前に、以前の製品
を完全にアンインストールする必要があります。
● VM ホスト(通常、VM ホストには複数の VM ゲストが含まれています。)
● ドメインコントローラ
● Exchange サーバー
● データベース(SQL、Sybase、SharePoint、Oracle、MySQL、Exchange など)をホストしているサーバー
● 次のいずれかのテクノロジを使用しているサーバー
○ Resilient File System
○ Fluid File System
○ Microsoft 記憶域
○ SAN/NAS ネットワークストレージソリューション
○ iSCSI 接続デバイス
○ 重複排除ソフトウェア
14 要件