Install Guide
Table Of Contents
- Dell Endpoint Security Suite Enterprise 詳細インストール ガイドv3.0
- 目次
- はじめに
- 要件
- レジストリ設定
- マスターインストーラを使用してインストールする
- マスターインストーラのアンインストール
- 子インストーラを使用したインストール
- 子インストーラを使用したアンインストール
- Data Security アンインストーラ
- 一般的なシナリオ
- テナントのプロビジョニング
- Advanced Threat Prevention エージェント自動アップデートの設定
- SED UEFI および BitLocker Manager のための事前インストール設定
- レジストリーによるDell Serverの指定
- 子インストーラの抽出
- Key Server の設定
- Administrative Download Utility(CMGAd)の使用
- サーバオペレーティングシステム上の Encryption の設定
- Deferred Activation の設定
- トラブルシューティング
- 用語集
● 初期アクセスコードを使用できるのは、アクティブ化直後 1
回限り
です。エンドユーザーがログインした後は、
初期アクセス
コード
が再度利用可能になることはありません。
初期アクセスコード
の入力後に初めて行われたドメインログインがキャッシ
ュされ、
初期アクセスコード
入力フィールドは再表示されません。
●
初期アクセス
コード
は、次の状況下限定で表示されます。
○ ユーザーが PBA 内でアクティブ化されたことがない。
○ クライアントがネットワークまたは Dell Server に接続できない。
初期アクセスコードの使用
1. 管理コンソールで [初期アクセスコード] ポリシーの値を設定します。
2. ポリシーを保存してコミットします。
3. ローカルコンピュータを起動します。
4. アクセスコード画面が表示されたら、[初期アクセスコード]を入力します。
5. [青色矢印] をクリックします。
6. 法的通知画面が表示されたら、[OK] をクリックします。
7. このコンピュータのユーザー資格情報で Windows にログインします。この資格情報は、ドメインの一部である必要があります。
8. ログインしたら、Data Security Console を開き、PBA ユーザーが正常に作成されていることを確認します。
一番上のメニューの [ログ] をクリックし、処理が正常に完了していることを示すメッセージ「<DOMAIN\Username>
の
PBA
ユーザーが作成されました
」を探します。
9. コンピュータをシャットダウンして再起動します。
10. ログイン画面で、以前に Windows にログインする際に使用したユーザー名、ドメイン、およびパスワードを入力します。
PBA ユーザーの作成時のユーザー名形式と一致している必要があります。したがって、DOMAIN\Username という形式を使用
した場合は、DOMAIN\Username という形式でユーザー名を入力する必要があります。
11. 法的通知画面が表示されたら、[ログイン] をクリックします。
これで Windows が起動され、通常どおりにコンピュータを使用できます。
トラブルシューティングのための PBA ログファイルの作成
● 以下のように、PBA 問題のトラブルシューティングに PBA ログファイルが必要となる場合があります。
○ ネットワーク接続があるにも関わらず、ネットワーク接続アイコンが表示されない。ログファイルには、問題を解決するた
めの DHCP 情報が記載されています。
○ Dell Server 接続アイコンが表示されない。ログファイルには、接続の問題を診断するのに役立つ情報が記載されています。
○ 正しい資格情報を入力しても認証に失敗する。この問題の診断には、Dell Server のサーバログと併用されるログファイルが
役立ちます。
PBA(レガシー PBA)起動時のログのキャプチャ
1. USB ドライブに USB ドライブのルートレベルでフォルダを作成し、\CredantSED と命名します。
2. actions.txt という名前のファイルを作成し、\CredantSED フォルダ内に格納します。
3. actions.txt に、次の行を追加します。
get logs
4. ファイルを保存して閉じます。
コンピュータの電源がオフのときには
USB
ドライブを
挿
入しないでください
。シャットダウン状態の間に USB ドライブがす
でに挿入されている場合は、USB ドライブを取り外します。
5. コンピューターの電源を入れて、問題を再現させます。この手順でログが収集されるように、USB ドライブをコンピュータに
挿入します。
6. USB ドライブを挿入後、5~10 秒待機してからそのドライブを取り外します。
credpbaenv.tgz ファイルが、必要なログファイルが含まれる \CredantSED フォルダに作成されます。
PBA(UEFI PBA)起動時のログのキャプチャ
1. USB ドライブのルートレベルに PBAErr.log という名前のファイルを作成します。
2. コンピュータの電源を入れる前に、USB ドライブを挿入します。
3. ログが必要な問題を再度発生させた 後で USB ドライブを取り外します。
PBAErr.log ファイルがアップデートされ、リアルタイムで書き込まれます。
118 トラブルシューティング