Install Guide
一般的なシナリオ
● 各クライアントを個別にインストールするには、まず、マスターインストーラからの子インストーラの抽出で示すとおりに、
Endpoint Security Suite Enterprise のマスターインストーラから子実行ファイルを抽出する必要があります。
● Advanced Threat Prevention の子インストーラコンポーネントは、コマンドラインのみでインストールする必要があります。この
コンポーネントをインストールするためにダブルクリックすると、製品の非 Dell、非管理下バージョンをインストールしますが、
これはサポートされていません。誤ってインストールを行ってしまった場合は、プログラムの追加および削除 に移動してその
バージョンをアンストールします。
● コマンドラインのスイッチおよびパラメータは大文字と小文字を区別します。
● コマンドラインでは、空白などの特殊文字を 1 つ、または複数含む値は、エスケープされた引用符で囲むようにしてください。
● これらのインストーラを使用し、スクリプトインストールやバッチファイルを利用するか、組織で利用できる他のプッシュ技術
を活用して、クライアントをインストールします。
● コマンドラインの例では、再起動は省略されています。ただし、最終的には再起動する必要があります。暗号化は、コンピュ
ータが再起動されるまで開始できません。
● ログファイル - Windows は、C:\Users\<UserName>\AppData\Local\Temp. にある %temp% に、ログインしたユーザー用
の固有の子インストーラインストールログファイルを作成します。
インストーラの実行時に別のログファイルを追加することにした場合、子インストーラログファイルは付加しないことから、そ
のログファイルには独自の名前を付けるようにしてください。C:\<any directory>\<any log file name>.log を使
用することによって、ログファイルの作成に標準の .msi コマンドを使用することができます。
● すべての子インストーラは、特に記載がない限り、コマンドラインでのインストールで同じ基本的な .msi スイッチと表示オプシ
ョンを使用します。スイッチは最初に指定する必要があります。/v スイッチは必須であり、引数が必要です。その他のパラメ
ータは、/v スイッチに渡される引数に指定します。
表示オプションは、目的の動作を実行させるために、/v スイッチに渡される引数の末尾に指定することができます。同じコマ
ンドラインで、/q と /qn の両方を使用しないでください。「!」および「-」は「/qb」の後にのみ使用してください。
スイッチ 意味
/v *.exe 内の .msi に変数を渡す
/s サイレントモード
/i インストールモード
オプション 意味
/q 進行状況ダイアログなし、処理完了後に自動で再起動
/qb キャンセル ボタン付きの進捗状況ダイアログ、再起動のプロンプト表示
/qb- キャンセル ボタン付きの進捗状況ダイアログ、処理完了後に自動で再起動
/qb! キャンセル ボタンなしの進捗状況ダイアログ、再起動のプロンプト表示
/qb!- キャンセル ボタンなしの進捗状況ダイアログ、処理完了後に自動で再起動
/qn ユーザーインタフェースなし
● アプリケーションに関するサポートが必要なときには、次のマニュアルとヘルプファイルを参照するようにユーザーに指示しま
す。
○ Encryption の各機能の使用方法については、Dell Encrypt
のヘルプ
を参照してください。このヘルプには、<Install
dir>:\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Encryption\Help からアクセスします。
○ Encryption External Media の機能については、Encryption External Media
ヘルプ
を参照してください。このヘルプには、
<Install dir>:\Program Files\Dell\Dell Data Protection\Encryption\EMS からアクセスします。
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一般的なシナリオ 75