Install Guide
● 初期アクセスコードを使用できるのは、アクティブ化直後 1
回限り
です。エンドユーザーがログインした後は、
初期アクセス
コ
ー
ド
が再度利用可能になることはありません。
初期アクセスコ
ー
ド
の入力後に初めて行われたドメインログインがキャッシ
ュされ、
初期アクセスコ
ー
ド
入力フィールドは再表示されません。
●
初期アクセス
コ
ー
ド
は、次の状況下限定で表示されます。
○ ユーザーが PBA 内でアクティブ化されたことがない。
○ クライアントがネットワークまたは Dell Server に接続できない。
初期アクセスコードの使用
1. 管理コンソールで 初期アクセスコード ポリシーの値を設定します。
2. ポリシーを保存してコミットします。
3. ローカルコンピュータを起動します。
4. アクセスコード画面が表示されたら、初期アクセスコードを入力します。
5. 青色矢印 をクリックします。
6. 法的通知画面が表示されたら、OK をクリックします。
7. このコンピュータのユーザー資格情報で Windows にログインします。この資格情報は、ドメインの一部である必要があります。
8. ログインしたら、Data Security Console を開き、PBA ユーザーが正常に作成されていることを確認します。
一番上のメニューの ログ をクリックし、処理が正常に完了していることを示すメッセージ「<DOMAIN\Username>
の
PBA
ユ
ー
ザ
ー
が作成されました
」を探します。
9. コンピュータをシャットダウンして再起動します。
10. ログイン画面で、以前に Windows にログインする際に使用したユーザー名、ドメイン、およびパスワードを入力します。
PBA ユーザーの作成時のユーザー名形式と一致している必要があります。したがって、DOMAIN\Username という形式を使用し
た場合は、DOMAIN\Username という形式でユーザー名を入力する必要があります。
11. 法的通知画面が表示されたら、ログイン をクリックします。
これで Windows が起動され、通常どおりにコンピュータを使用できます。
トラブルシューティングのための PBA ログファイルの作成
● 以下のように、PBA 問題のトラブルシューティングに PBA ログファイルが必要となる場合があります。
○ ネットワーク接続があるにも関わらず、ネットワーク接続アイコンが表示されない。ログファイルには、問題を解決するた
めの DHCP 情報が記載されています。
○ Dell Server 接続アイコンが表示されない。ログファイルには、接続の問題を診断するのに役立つ情報が記載されています。
○ 正しい資格情報を入力しても認証に失敗する。この問題の診断には、Dell Server のサーバログと併用されるログファイルが
役立ちます。
PBA(レガシー PBA)起動時のログのキャプチャ
1. USB ドライブに USB ドライブのルートレベルでフォルダを作成し、\CredantSED と命名します。
2. actions.txt という名前のファイルを作成し、\CredantSED フォルダ内に格納します。
3. actions.txt に、次の行を追加します。
get logs
4. ファイルを保存して閉じます。
コンピュ
ー
タの電源がオフのときには
USB
ドライブを
挿
入しないでください
。シャットダウン状態の間に USB ドライブがす
でに挿入されている場合は、USB ドライブを取り外します。
5. コンピューターの電源を入れて、問題を再現させます。この手順でログが収集されるように、USB ドライブをコンピュータに挿
入します。
6. USB ドライブを挿入後、5~10 秒待機してからそのドライブを取り外します。
credpbaenv.tgz ファイルが、必要なログファイルが含まれる \CredantSED フォルダに作成されます。
PBA(UEFI PBA)起動時のログのキャプチャ
1. USB ドライブのルートレベルに PBAErr.log という名前のファイルを作成します。
2. コンピュータの電源を入れる前に、USB ドライブを挿入します。
3. ログが必要な問題を再度発生させた 後で USB ドライブを取り外します。
PBAErr.log ファイルがアップデートされ、リアルタイムで書き込まれます。
トラブルシューティング 119