Install Guide
デルでは、暗号化データへのアクセスを保護するため、Windows パスワードの作成を強く推奨しています(まだパスワードが存在
しない場合)。コンピュータにパスワードを作成すると、他のユーザーがパスワードなしでユーザーアカウントにログインすることを
防止できます。
旧バージョンの Encryption クライアントのアンインストール
旧バージョンの Encryption クライアントをアンインストールする前に、必要に応じて、暗号化スイープを停止または一時停止しま
す。
コンピュータがバージョン 8.6 より前のバージョンの Dell Encryption を実行している場合は、コマンドラインから Encryption クライ
アントをアンインストールします。手順については、「Encryption
および
Server Encryption
クライアントのアンインスト
ー
ル
」を参
照してください。
メモ:
アンインストール後にすぐに Encryption クライアントの最新バージョンをインストールする予定の場合は、Encryption 削除エー
ジェントを実行してファイルを復号化する必要はありません。
Deferred Activation と一緒にインストールされた旧バージョンの Encryption クライアントをアップグレードするには、Data
Security Uninstaller または子インストーラを使用します。このアンインストール方法は、OPTIN が無効の場合でも可能です。
メモ:
以前アクティブ化されたユーザーがいない場合は、Encryption クライアントは、以前のインストールの残りである OPTIN 設定
を SDE ボールトからクリアします。ユーザーが以前にアクティブ化した OPTIN フラグが SDE ボールトで設定されていない場
合は、Encryption クライアントは、Deferred Activation をブロックします。
Deferred Activation による暗号化のインストール
Deferred Activation 付属 Encryption クライアントをインストールするには、OPTIN=1 パラメーターを使用して Encryption クライアン
トをインストールします。OPTIN=1 パラメーターを使用したクライアントのインストールの詳細については、「Encryption のインス
トール」を参照してください。
Deferred Activation による暗号化の起動
● アクティブ化は、ローカルユーザーアカウントと特定のコンピュータを持つドメインユーザーに関連付けられます。
● 固有のローカルアカウントを使用し、固有のドメインの電子メールアドレスを持っている場合は、複数のユーザーが同じコンピ
ュータをアクティブ化できます。
● ユーザーはドメインアカウントごとに、1 人につき一度だけ、Encryption クライアントをアクティブ化できます。
Encryption クライアントをアクティブ化する前に、次の操作を実行します。
● 最もよく使用するローカルアカウントにログインします。このアカウントに関連付けられているデータが暗号化されます。
● 組織のネットワークに接続します。
1. ワークステーションまたはサーバにログオンします。
2. ドメインの電子メールアドレスとパスワードを入力し、アクティブ化 をクリックします。
102 Deferred Activation の設定