Deployment Guide
インストール後の設定
Security Management Server の設定に関連する最新の回避策や既知の問題については、『Security Management Server Technical
Advisories』(Security Management Server テクニカル アドバイザリー)をお読みください。
Security Management Server を初めてインストールするのか、既存のインストールをアップグレードするのかによって、環境のいく
つかのコンポーネントを設定する必要があります。
Security Management Server のインストール後に、次のデフォルトを変更する必要があります。
● 次の場所にあるバック エンド サーバーのパスワードを変更します。
C:\Program Files\Dell\Enterprise Edition\Message Broker\conf\application.properties
● 次の場所にある環境内のすべてのフロント エンド サーバーのパスワードを変更します。
C:\Program Files\DELL\Enterprise Edition\Beac\conf\application.properties
パスワードは次のように表示されます:proxy-server.password=ENC(<texthere>)
パスワードを変更するには、次の手順を実行します。
1. 次を選択します:ENC(<texthere>)
2. 選択したテキストを次に変更します:CLR(<newpasswordhere>)
サービスが再開されると、変更した行が CLR から ENC に変わり、パスワードが暗号化されます。
メモ:proxy-server.username も変更できますが、メッセージ ブローカーの application.properties ファイルおよびアクティブなすべて
のフロント エンド サーバー内で一致している必要があります。
DMZ モードの設定
Security Server が DMZ とプライベートネットワークに導入され、DMZ サーバのみが信頼できる証明機関(CA)からのドメイン証
明書を持っている場合は、その信頼できる証明書をプライベートネットワークの Security Server の Java キーストアに追加するため
に、手動でいくつかの手順を実行する必要があります。
信頼できる証明書が使用されている場合は、この項を省略してください。
メモ: デルでは、DMZ サーバおよびプライベートネットワークサーバの両方に対して信頼できる証明機関からのドメイン証明書
を使用することを強く推奨します。
Microsoft のキーストア内の既存の証明書を使用して Dell Encryption の証明書をアップデートする情報については、http://
www.dell.com/support/article/us/en/19/sln297240/ を参照してください。
サーバー設定ツール
インストールの完了後に環境設定が必要になった場合は、サーバ設定ツールを使用して変更します。
サーバー設定ツールでは、次の操作を行うことができます。
● 新規またはアップデートされた証明書の追加
● Dell Manager 証明書のインポート
● ID 証明書のインポート
● サーバ SSL 証明書の設定
● 電子メール サービスの SMTP の設定
● データベース名、場所、または資格情報の変更
● データベースの移行
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