Deployment Guide
インストールまたはアップグレード / 移行
本章では、次の操作に対する手順を説明します。
● 新規インストール - 新しい Security Management Server をインストールします。
● アップグレード / 移行 - 既存の Enterprise Server v9.2 以降からアップグレードします。
● Security Management Server のアンインストール - 必要に応じて、現在のインストールを削除します。
メインサーバ(バックエンド)を複数インストールする必要がある場合は、Dell ProSupport の担当者にお問い合わせください。
インストールまたはアップグレード / 移行を開始する前に
作業を開始する前に、該当する「インストール前の設定」の手順が完了していることを確認します。
Security Management Server のインストールに関連する最新の回避策または既知の問題については、『Security Management Server
テクニカルアドバイザリ
ー』をお読みください。
Security Management Server のインストールまたはアップグレード中は、Microsoft C++ランタイム インストーラー、Java の動作(証
明書の作成と操作)、および PostgreSQL の作成/変更処理に影響を与えないように、アンチウイルス ソフトウェアおよびマルウェ
ア対策ソフトウェアを無効にする必要があります。これらの項目はすべて、実行可能ファイルまたはスクリプトによってトリガー
されます。
回避策として、次を除外します。
● [INSTALLATION PATH]:\Dell\Enterprise Edition
● C:\Windows\Installer
● インストーラーの実行元であるファイル パス
デルでは、データベースのベストプラクティスをデルサーバのデータベースに使用し、組織の災害復旧計画にデルソフトウェアを含
めることを推奨しています。
DMZ 内に Dell コンポーネントをデプロイする場合は、攻撃から適切に保護されていることを確認してください。
本番稼働の場合、デルでは、専用サーバーに SQL Server をインストールすることを強く推奨します。
フロントエンドサーバをインストールして設定する前に、バックエンドサーバをインストールすることがベストプラクティスです。
インストールのログファイルは次のディレクトリに保存されます。C:\Users\<LoggedOnUser>\AppData\Local\Temp
新規インストール
バックエンドサーバのインストールでは、次の 2 つのオプションのどちらかを選択します。
● バックエンドサーバと新規データベースのインストール - Security Management Server と、新規データベースをインストールしま
す。
● 既存データベースでのバックエンドサーバのインストール - 新しい Security Management Server をインストールして、インストー
ル前の設定中に作成された SQL データベースまたは v9.x 以降の既存の SQL データベースに接続します(スキーマバージョンが
インストールする Security Management Server のバージョンに一致する場合)。v9.2 以降のデータベースは、最新バージョンの
サーバ設定ツールを使用して最新のスキーマに移行する必要があります。サーバー設定ツールを使用したデータベース移行の手
順については、「データベースの移行」を参照してください。最新のサーバ設定ツールを入手するには、または v9.2 より前のデー
タベースを移行する場合は、Dell ProSupport に問い合わせてサポートを受けてください。
メモ:
Enterprise Server v9.2 以降を実行している場合は、「バックエンドサーバのアップグレード / 移行」の手順を参照してください。
フロントエンドサーバをインストールする場合は、バックエンドサーバのインストールを行ってからこのインストールを実行しま
す。
● フロントエンドサーバのインストール - バックエンドサーバと通信するようにフロントエンドサーバをインストールします。
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