Administrator Guide
10. 回復する FileVault ボリュームをハイライト表示して、続行 をクリックします。
リカバリファイルを格納する場所を選択するよう指示する、
リカバリファイルの場所の選
択 ダイアログが表示されます。
スクリプトにはデータファイルの絶対パスが記述されているため、この場所は、復元のために使用する場所である必要がありま
す。これらのファイルを Recovery HD にコピーしないでください。
これらのファイルは、USB ドライブなどのリムーバブルドライブのルートに保存することをお勧めします。
メモ:
すべてのユーザーがリカバリキーを保管する USB またはその他ディスクへの読み取り / 書き込みアクセス権を持っている
こと、およびそのディスクに十分な空き容量があることを確認してください。選択されたディスクに対するアクセス権が
ない場合、またはそのディスクの空き容量がない場合は、リカバリキーが保管されなかったことを示すエラーメッセージが
表示されます。
11. 場所を選択して、保存 をクリックします。
ファイルが作成されたことを示す、
リカバリ操作の結果
ダイアログが表示されます。
12. 閉じる をクリックします。
13. Recovery HD ボリュームの起動後に、スクリプトの名前とパスを入力します。
メモ:
ボリュームのルート近くにファイルを保管すると、入力するパスが短くてすみます。
[リカバリー操作の結果]ダイアログにキーが表示されます。
Recovery Utility は、選択された場所にファイルを出力してから、FileVault ボリュームをマウントまたは復号化するために
Recovery HD ボリュームから実行する必要のある具体的なコマンドを表示します。
14. これらのファイルが生成された後に、最後の
リカバリ操作の結果
ダイアログに表示されるコマンド文字列をコピーします。
15. 次の方法のひとつで Recovery HD から再起動します。
• 電源オン/セルフ テストのチャイムが鳴る前、コンピューターの起動中に、Command-R キーを同時に長く押します。
または
• Apple の旧バージョンの場合は、オプション キーを押し、起動ピッカーで[Recovery HD]を選択します。
Mac OS X Utilities ダイアログが表示されます。
16. ツール メニューで、ユーティリティ、ターミナル の順に選択します。
17. ターミナルからファイルをコピー、またはディスクユーティリティからディスクのイメージを取得することができるようにボリ
ュームをマウントするには、ターミナルで完全なパスとスクリプト名 fv2mount.sh を入力します。例:
/Volumes/recoveryFOB/fv2mount.sh
18. コンピュータを再起動します。
リムーバブルメディア
サポートされるフォーマット
マスターブートレコード(MBR)または GUID パーティションテーブル(GPT)スキームを採用した FAT32 または exFAT、または
HFS Plus(Mac OS 拡張)フォーマットのメディアがサポートされます。HFS Plus を有効にする必要があります。
メモ:
現在 Mac では、Encryption External Media の CD/DVD の書き込みはサポートしていません。ただし、
Shield
対
象外メディ
アに
対
する EMS アクセスのブロック
ポリシーが選択されている場合でも、CD/DVD ドライブへのアクセスはブロックされま
せん。
HFS Plus の有効化
HFS Plus を有効にするには、次を .plist ファイル に追加します。
<key>EMSHFSPlusOptIn</key>
<true/>
メモ:
Encryption クライアントのタスク 29