Administrator Guide
Table Of Contents
- 暗号化リカバリーv11.0
- 目次
- リカバリを開始する前に
- Policy-Based 暗号化リカバリまたはファイル / フォルダ暗号化リカバリ
- Hardware Crypto Accelerator リカバリ
- 自己暗号化ドライブ(SED)リカバリ
- フルディスク暗号化リカバリ
- フルディスク暗号化と Dell Encryption のリカバリ
- PBA デバイスコントロール
- General Purpose Key のリカバリ
- BitLocker Managerリカバリ
- パスワードリカバリ
- Encryption External Media パスワードリカバリ
- 付録 A - リカバリ環境のダウンロード
- 付録 B - ブータブルメディアの作成
Policy-Based 暗号化リカバリまたはファイル /
フォルダ暗号化リカバリ
暗号化されたコンピュータでオペレーティングシステムを起動できない場合には、リカバリが必要です。この状況は、レジストリ
が間違って変更されたか、暗号化されたコンピュータでハードウェアの変更が行われた場合に発生します。
Policy-Based 暗号化リカバリまたはファイル / フォルダ暗号化(FFE)リカバリでは、以下に対するアクセスを復元できます。
● 起動せず、SDE リカバリを実行するためのプロンプトを表示するコンピュータ。
● コンピュータは、BSOD に 0x6f または 0x74 の STOP コードを表示します。
● 暗号化されたデータにアクセスできない、またはポリシーを編集できないコンピュータ。
● 前記条件のいずれかを満たす Dell Encryption が実行されているサーバ。
● Hardware Crypto Accelerator カードまたはマザーボード / TPM を交換しなければならないコンピュータ。
メモ: V8.9.3 以降、Hardware Crypto Accelerator はサポートされません。
システム データ暗号化または FFE リカバリーの実行
システム データ暗号化のリカバリーを実行するには、次の手順に従います。
リカバリプロセスの概要
メモ: v10.2.8 以前を実行している Dell サーバーの場合、リカバリーを実行するには 32 ビット環境が必要です。v10.2.9 以降を
実行している Dell サーバーは、32 ビットおよび 64 ビットのリカバリー バンドルを提供します。
障害が発生したシステムを回復するには、次の手順を実行します。
1. リカバリ環境を CD または DVD に書き込むか、起動可能な USB を作成します。「付録 A - リカバリ環境の書き込み」を参照し
てください。
2. リカバリファイルを入手します。
3. リカバリを実行します。
リカバリファイルの入手 - ポリシーベース暗号化または FFE 暗号化クラ
イアント
リカバリファイルを入手します。
リカバリー ファイルは、管理コンソールからダウンロードできます。Dell Encryption のインストール時に生成されたディスク リカ
バリー キーをダウンロードするには、次の手順を実行します。
a. 管理コンソールを開き、左ペインから[ポピュレーション]>[エンドポイント]の順に選択します。
b. エンドポイントのホスト名を入力し、[[検索]]をクリックします。
c. エンドポイントの名前を選択します。
d. [デバイスリカバリキー] をクリックします。
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6 Policy-Based 暗号化リカバリまたはファイル / フォルダ暗号化リカバリ