Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell Encryption Enterprise for Mac 管理者ガイドv10.9
- はじめに
- 要件
- Encryption クライアントのタスク
- 管理者としてのアクティブ化
- Boot Camp の使用
- クライアントツール
- 用語集
● リカバリ対象のコンピュータのデバイス ID / 固有 ID。ほとんどの場合、所有者の名前を検索して、そのユーザー向けに暗号化
されたデバイスを表示することによって、管理コンソールでのリカバリ対象のコンピュータを見つけることができます。デバ
イス ID または固有 ID のフォーマットは、「John Doe's MacBook.Z4291LK58RH」です。
● Dell インストールメディア
管理コンソール - リカバリバンドルの保存
1. 管理コンソールを開きます。
2. 左ペインで [ポピュレーション > エンドポイント] の順にクリックします。
3. 復元したいデバイスを検索します。
4. デバイス名をクリックしてエンドポイントの詳細ページを開きます。
5. [詳細とアクション] タブをクリックします。
6. Shield
の詳細
で、[デバイスのリカバリキー] リンクをクリックします。
7. 外付けリカバリボリューム、または Recovery Utility を実行してリカバリ操作を実行するコンピュータにリカバリバンドルを保
存するには、ダウンロード をクリックし、[保存] をクリックします。
8. リカバリバンドルの場所を入力して、[保存] をクリックします。
プロセス - .dmg のマウント
1. リカバリバンドルおよび Dell-Encryption-Enterprise-<version>.dmg ファイルを起動可能 USB ドライブにコピーします。
2. ターゲットコンピュータを再起動中に、起動前 Startup Manager のオペレーティングシステムが完全にインストールされている
外部ボリュームを選択して、オプション キーを押して事前に作成されたオペレーティングシステムが完全にインストールされ
ている外部ボリュームからこのコンピュータを起動します。ブート可能なボリュームを作成するには、https://
support.apple.com/en-us/HT202796 を参照してください。
3. Dell-Encryption-Enterprise-<version>.dmg をマウントします。
プロセス - Dell Recovery Utility の起動と FileVault ボリュームの回復
1. Dell インストールメディアにある Utilities フォルダで Dell Recovery Utility を起動します。
Dell Recovery Utility >
ボリュームの選
択 ダイアログが表示されます。
メモ:
Recovery Utility は、リカバリ対象のコンピュータにインストールされているクライアントソフトウェアのバージョンと同
じ、またはそれ以上のバージョンである必要があります。
2. Dell Recovery Utility >
ボリュームの選
択 で、FileVault ボリュームを選択します。
● オペレーティングシステムを回復する場合のベストプラクティスは、同一またはそれ以降のバージョンのオペレーティング
システムでコンピュータを起動することです。
● 非起動ボリュームを暗号化する必要がある場合、通常は起動パーティションを最初に回復します。
3. [続行] をクリックします。
4. リカバリバンドル(先ほど保存したもの)を検索して選択し、[開く] をクリックします。
5.
リカバリレコードの選
択 ダイアログが表示される場合、
預託日
列で個人リカバリキータイプの最新の日付を選択して、[続行]
をクリックします。
メモ:
これより古い預託日の場合は、キーは無効になっている可能性があります。
リカバリ操作の結果
が表示されます。
● 起動ドライブの場合は、リカバリツールから標準の Apple FileVault リカバリを使用した起動を可能にする、個人のリカバリ
キーが提供されます。対象パーティションで起動して、起動前認証のためにこの個人リカバリキーを入力できます(この認
証はオペレーティングシステムに応じて異なる可能性があります)。
● 非起動ドライブの場合は、個人のリカバリキーのみが表示されます。ボリュームのロックを解除してマウントするためのロ
ック解除ボタンが用意されています。
6. 以下のいずれかを行います。
● 起動ボリュームをリカバリーする(最も一般的な手順)
● 非起動ボリュームをリカバリーする(まれに使用される手順)
起動ボリュームをリカバリーする(最も一般的な手順)
ほとんどのリカバリーでは、起動ボリュームをリカバリーするこのオプションが使用されます。
1. キーを書き留めるか、リカバリキーの印刷 をクリックします。
24 Encryption クライアントのタスク