Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell Encryption Enterprise for Mac 管理者ガイドv10.9
- はじめに
- 要件
- Encryption クライアントのタスク
- 管理者としてのアクティブ化
- Boot Camp の使用
- クライアントツール
- 用語集
メモ:
ルールが正しく形成されていない場合は、Dell Encryption Enterprise >
環境設定
の順に開いたタブにエラーメッセージが表
示されます。
次の <dict> は 2 つのキーの例を示しています。
<dict>
<key>dsAttrTypeStandard:AuthenticationAuthority</key>
<array>
<string>;Kerberosv5;;user1@LKDC:*</string>
<string>;Kerberosv5;;user2@LKDC:*</string>
<string>;Kerberosv5;;user3@LKDC:*</string>
<string>;Kerberosv5;;z*@LKDC:*</string>
</array>
<key>dsAttrTypeStandard:NFSHomeDirectory</key>
<string>/Users/*</string>
</dict>
● サンプルの AuthenticationAuthority キーエントリは、user1、user2、および user3、または z で始まる任意のユーザー id のパ
ターンを指定します。各ユーザーの正しい構文を提供するダイアログを表示するには、クライアントで Control-Option-
Command キーを押します。ユーザーの構文をコピーし、管理コンソールに貼り付けます。
メモ:
この例では、末尾のアスタリスクは、認証局レコードの後半部分を表します。通常、曖昧さを回避するために、末尾の
アスタリスクの代わりに完全なレコードを含めます。これは、OpenDirectory レコードではアスタリスクがコロンの後
の任意の情報に一致するからです。
● NFSHomeDirectory キーでは、最初のキーを渡す任意のユーザーは /Users/ にもホームディレクトリを持っていなければな
りません。
メモ:
あるユーザーに対してホームフォルダが存在しない場合は、ホームフォルダを作成する必要があります。
3. コンピュータを再起動します。
4. ユーザーアカウントに対する FileVault 起動を有効にするようユーザーに通知します。ユーザーがローカルまたはモバイルアカ
ウントを持っている必要があります。ネットワークアカウントがモバイルアカウントに自動的に変換されます。
ユーザーが FileVault アカウントを有効にするには、次の操作を実行します。
1. システムプリファレンス を起動して、Dell Encryption Enterprise をクリックします。
2. システムボリューム タブをクリックします。
3. システム ボリューム ドライブを Ctrl を押しながらクリックして、[FileVault ユーザーを FileVault 起動に追加]を選択します。
4. 検
索
で、ユーザーの名前を入力するか、スクロールダウンします。ユーザーアカウントは、ポリシーで設定した基準に適合す
る場合にのみ表示されます。
ローカルおよびモバイルユーザーには、
ユーザーを有
効
にする
ボタンが表示されます。
ネットワークユーザーには、変
換
&
ユーザーを有
効
にする
ボタンが表示されます。
メモ:
緑色のインジケータが FileVault を起動可能なユーザーアカウントの横で表示されます。
5. ユーザーを有効にする または 変換 & ユーザーを有効にする をクリックします。
6. 選択したアカウントのパスワードを入力し、OK をクリックします。プログレスインジケータが表示されます。
7. 成功ダイアログの後で、完了 をクリックします。
既存の FileVault 暗号化ボリュームの管理の引き継ぎ
コンピュータにすでに FileVault 暗号化ボリュームが組み込まれており、管理コンソール上で FileVault 暗号化が有効になっている場
合、Dell Encryption はそのボリュームの管理を引き継ぐことができます。
起動ボリュームがすでに暗号化されていることを Dell Encryption が検知した場合は、Dell Encryption Enterprise ダイアログが表示さ
れます。Dell Encryption によるボリュームの管理の引き継ぎを許可するには、次の手順を実行します。
1. [個人のリカバリキー]
または
起動可能アカウントの資格情報 を選択します。
メモ:
macOS High Sierra および Apple File System(APFS)では、起動可能なアカウント情報 を選択する必要があります。
20 Encryption クライアントのタスク