Administrator Guide
マスターインストーラを使用したコマンドラインによるイ
ンストール
● コマンドラインでのインストールでは、最初にスイッチを指定する必要があります。その他のパラメータは、/v スイッチに渡
される引数に指定します。
スイッチ
● マスターインストーラで使用できるスイッチを、次の表に示します。
メモ: サードパーティ資格情報プロバイダを使用する必要がある場合は、Encryption Management Agent をインストールする
か、FEATURE=BLM または FEATURE=BASIC パラメータを指定してアップグレードする必要があります。
スイッチ 説明
/s サイレントインストール
/z DDSSetup.exe 内の .msi に変数を渡します。
パラメータ
● マスターインストーラで使用できるパラメータについて、次の表で説明します。
パラメータ 説明
SUPPRESSREBOOT インストールの完了後に自動的に行われる再起動を阻止します。SILENT モードで使用できます。
SERVER Dell Server の URL を指定します。
InstallPath インストールのパスを指定します。SILENT モードで使用できます。
FEATURES SILENT モードでインストールできるコンポーネントを指定します。
DE = Drive Encryption クライアントのみ
EME = Encryption External Media のみ
BLM = BitLocker Manager
SED = SED Manager(Encryption Management Agent/Manager、PBA/GPE ドライバー)
BLM_ONLY=1
SED Manager プラグインを除外するために FEATURES=BLM をコマンド ラインで使用する場合は、
これを使用する必要があります。
コマンドラインの例
● コマンドラインパラメータでは大文字と小文字を区別します。
● この例では、マスター インストーラーを標準ポートで使用して、C:\Program Files\Dell\Dell Data Protection\のデ
フォルトの場所にすべてのコンポーネントをサイレント インストールし、指定した Dell Server を使用するように設定します。
"DDSSetup.exe" /s /z"\"SERVER=server.organization.com\""
● この例では、マスター インストーラーを標準ポートで使用して、再起動なしで C:\Program Files\Dell\Dell Data
Protection\のデフォルトの場所に SED Manager および Encryption External Media をサイレント インストールし、指定した
Dell Server を使用するように設定します。
"DDSSetup.exe" /s /z"\"SERVER=server.organization.com, FEATURES=EME-SED, SUPPRESSREBOOT=1\""
● この例では、マスター インストーラーを標準ポートで使用して、再起動なしで C:\Program Files\Dell\Dell Data
Protection\のデフォルトの場所に SED Manager をサイレント インストールし、指定した Dell Server を使用するように設定
します。
"DDSSetup.exe" /s /z"\"SERVER=server.organization.com, FEATURES=SED, SUPPRESSREBOOT=1\""
● この例では、マスター インストーラーを標準ポートで使用して、C:\Program Files\Dell\Dell Data Protection\のデ
フォルトの場所に SED Manager をサイレント インストールし、指定した Dell Server を使用するように設定します。
"DDSSetup.exe" /s /z"\"SERVER=server.organization.com, FEATURES=SED\""
34 マスターインストーラを使用してインストールする