Administrator Guide
● データベース内で署名証明書が使用可能であることを確認してください。詳細については、KB 記事 SLN307028 を参照してくだ
さい。
● キーボード、マウス、およびビデオコンポーネントは、コンピュータに直接接続する必要があります。周辺機器の管理に KVM
スイッチは使用しないでください。KVM スイッチは、ハードウェアを正しく識別するコンピュータの機能を阻害するおそれが
あるためです。
● TPM をオンにして有効にします。BitLocker Manager は TPM の所有権を取得しますが、再起動の必要はありません。ただし、
TPM の所有権がすでに存在する場合は、BitLocker Manager で暗号化セットアップ処理が開始されます。再起動する必要はあり
ません。ここでのポイントは、TPM が所有かつ有効化されている必要があるという点です。
● FIPS モードが GPO セキュリティ設定「システム暗号化:暗号化、ハッシュ、署名に FIPS 対応のアルゴリズムを使用」で有効に
なった場合、BitLocker Manager は、認定した AES FIPS が検証したアルゴリズムを使用するので、製品を介してそのデバイスを
管理します。現在 Microsoft では、アプリケーション互換性、回復、およびメディア暗号化における多数の問題のために FIPS 検
証済みアルゴリズムを使用しないことをお客様に勧めていることから、BitLocker Manager でもこのモードを BitLocker 暗号化ク
ライアントのデフォルトとして設定することを必須とはしていません:http://blogs.technet.com。
● BitLocker Manager は、サーバオペレーティングシステムの Encryption ではサポートされません。
● BitLocker Manager を使用するエンドポイントとのリモートデスクトップ接続を使用する場合、次のコマンドを使用して、既存
のユーザーセッションで UI の対話の問題を回避するために、コンソールモードでリモートデスクトップセッションを実行するこ
とをお勧めします。
mstsc /admin /v:<target_ip_address>
● これらのコンポーネントがターゲット コンピューターにインストールされていない場合は、マスター インストーラーがインスト
ールを行います。子インストーラを使用する場合、クライアントをインストールする前に、これらのコンポーネントをインスト
ールする必要があります。
前提条件
○ Visual C++ 2017 以降の再頒布可能パッケージ(x86 または x64)
Windows 7 にインストールされている場合、Visual C++ 2017 には Windows Update KB2999226 が必要です。
○ 2020 年 1 月をもって、SHA1 署名証明書の有効性は失われ、更新することはできません。Windows 7 または Windows
Server 2008 R2 を実行しているデバイスには、アプリケーションおよびインストール パッケージの SHA256 署名証明書を
検証するために、Microsoft KB で提供されている更新プログラム(https://support.microsoft.com/help/4474419 および
https://support.microsoft.com/help/4490628)をインストールする必要があります。
SHA1 証明書で署名されたアプリケーションおよびインストール パッケージは機能しますが、SHA1 証明書の更新プログラ
ムがインストールされていないアプリケーションをインストールまたは実行すると、エンドポイントにエラーが表示され
ます。
●
メモ: Bitlocker Manager で保護されているコンピューターは、Windows 10 v1703(Creators Update/Redstone 2)以降にアッ
プデートしてから、Windows 10 v1903(May 2019 Update/19H1)以降にアップデートする必要があります。このアップグレ
ード パスを試行すると、エラー メッセージが表示されます。
●
メモ: 新バージョンへのインプレイス オペレーティング システムのアップグレード(Windows 7 または Windows 8.1 から
Windows 10 など)はサポートされません。
ハードウェア
● 次の表は、サポートされているハードウェアの詳細です。
オプションの組み
込みハードウェア
○ TPM 1.2 または 2.0
オペレーティングシステム
● 次の表では、対応オペレーティングシステムが詳しく説明されています。
要件 19