Administrator Guide
Recovery Utility は、選択された場所にファイルを出力してから、FileVault ボリュームをマウントまたは復号化するために
Recovery HD ボリュームから実行する必要のある具体的なコマンドを表示します。
14. これらのファイルが生成された後に、最後の
リカバリ操作の結果
ダイアログに表示されるコマンド文字列をコピーします。
15. 次の方法のひとつで Recovery HD から再起動します。
• 電源オン/セルフ テストのチャイムが鳴る前、コンピューターの起動中に、Command-R キーを同時に長く押します。
または
• Apple の旧バージョンの場合は、オプション キーを押し、起動ピッカーで[Recovery HD]を選択します。
Mac OS X Utilities ダイアログが表示されます。
16. ツール メニューで、ユーティリティ、ターミナル の順に選択します。
17. ターミナルからファイルをコピー、またはディスクユーティリティからディスクのイメージを取得することができるようにボリ
ュームをマウントするには、ターミナルで完全なパスとスクリプト名 fv2mount.sh を入力します。例:
/Volumes/recoveryFOB/fv2mount.sh
18. コンピュータを再起動します。
リムーバブルメディア
サポートされるフォーマット
マスターブートレコード(MBR)または GUID パーティションテーブル(GPT)スキームを採用した FAT32 または exFAT、または
HFS Plus(Mac OS 拡張)フォーマットのメディアがサポートされます。HFS Plus を有効にする必要があります。
メモ:
現在 Mac では、Encryption External Media の CD/DVD の書き込みはサポートしていません。ただし、
Shield
対
象外メディ
アに
対
する EMS アクセスのブロック
ポリシーが選択されている場合でも、CD/DVD ドライブへのアクセスはブロックされま
せん。
HFS Plus の有効化
HFS Plus を有効にするには、次を .plist ファイル に追加します。
<key>EMSHFSPlusOptIn</key>
<true/>
メモ:
デルでは、本番環境に導入する前にこの構成をテストすることを推奨します。
HFS Plus は次のものをサポートしていません。
• バージョン管理 - 既存のバージョン管理のデータはディスクから削除されます。
• ハードリンク - リムーバブルメディアの暗号化スイープ中は、ファイルは暗号化されません。メディアを取り出すことを推奨す
るダイアログが表示されます。
• Time Machine のバックアップを含むメディア。
○ Time Machine のバックアップ先としてのコンピュータで認識するメディアは自動的にホワイトリストに登録され、バックア
ップが許可されて続行されます。
○ Time Machine のバックアップを使用する他のすべてのリムーバブルメディアは、プロビジョニングされていないメディアと
非保護メディアを規定するポリシーに基づきます。Shield 対
象外メディアに
対
する
EMS
アクセス
および Shield 対
象外メデ
ィアに
対
する
EMS
ブロックアクセス
ポリシーを参照してください。
メモ:
バックアップがまだない新しいドライブでは、ユーザーが自分のホワイトリストルールをコピーし、ルールを送信して
ホワイトリストの Time Machine でドライブを指定する必要があります。「ホワイトリストルールのコピー」を参照して
ください。
26 Encryption クライアントのタスク