Deployment Guide

する必要があります。EKM 3.0 は、プライマリサーバーとセカンダリサーバーにおけるオペレーティングシス
テムの混在をサポートしません。
EKM 3.0 のインストールの手順を使用してセカンダリサーバーに EKM 3.0 をインストールします。プライマ
リサーバーで EKM 3.0 をインストールしたときに保存したインストールプロファイルを使用します。プライ
マリサーバーで EKM 3.0 をインストールしたときに使用したパスワードと同じパスワードを手動で入力する
必要があります。
セカンダリサーバーでの EKM 3.0 の使用
セカンダリ EKM 3.0 サーバーは、プライマリ EKM 3.0 サーバーがダウンしているか使用不可である場合の冗長
性のために使用されます。
プライマリ EKM 3.0 サーバーとセカンダリ EKM 3.0 サーバーを常に同期させておくために、プライマリ EKM
3.0 サーバーで作成されたバックアップを使用して、セカンダリ EKM 3.0 サーバーで操作の復元を定期的に実
行します。バックアップの実行とバックアップからの復元」を参照してください。
デフォルトで、セカンダリ EKM 3.0 サーバーは Automatically accept all new device requests for communication(通
信を要求するすべての新しいデバイスを自動的に受け入れる) にも設定されています。復元操作が終わるた
びに、この設定を Only accept manually added devices for communication(通信用に手操作で追加されたデバイス
のみを受け入れる) に変更することをお勧めします。これにより、プライマリ EKM 3.0 サーバーに追加され
ていない新しいデバイスにセカンダリ EKM 3.0 サーバーがキーを提供するのを防ぎます。この設定を表示ま
たは設定する方法の詳細については、キーについて EKM 3.0 に問い合わせるデバイスを受け入れるように
EKM 3.0 を設定」を参照してください。
プライマリ EKM 3.0 サーバーが一時的にダウンしているか使用不可である場合は、プライマリ EKM 3.0 サーバ
ーで作成された最新のバックアップを使用してセカンダリ EKM 3.0 で復元操作を実行する必要があります。
メモ: プライマリ EKM 3.0 サーバーがダウンしているか使用不可で、セカンダリ EKM 3.0 サーバーがデバ
イスからのキー要求をサポートするために使用されている場合は、セカンダリ EKM 3.0 サーバーで管理
タスクや操作タスクを行わないことをお勧めします。
プライマリサーバーとセカンダリサーバーからの EKM 3.0
アンインストール
プライマリサーバーとセカンダリサーバーから EKM 3.0 をアンインストールする手順については、EKM 3.0
アンインストール」を参照してください。
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