Owners Manual
このタスクについて
注意: 暗号化キーとともに Trusted Platform Module(TPM)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットア
ップ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。お客様と協力してこのリカバリ キーを作成し、安全に保管してく
ださい。このシステム基板をリプレースするときは、システムまたはプログラムのリスタート時にリカバリ キーを入力しない
と、ハード ドライブ上の暗号化データにアクセスできません。
注意: TPM プラグ イン モジュールは、いったん取り付けられると、その特定のシステム基板に暗号形式でバインドされます。
取り付けた TPM プラグ イン モジュールを取り外そうとすると、暗号形式のバインディングが破壊され、取り外したその TPM
は、再取り付けまたは他のシステム基板への取り付けができなくなります。
TPM の取り外し
手順
1. システム基板の TPM コネクタの位置を確認します。
2. モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱のセキュリティ トルクス 8 ビットを使用してねじを外します。
3. TPM モジュールをコネクタから引き出します。
4. プラスチック製リベットを TPM コネクタから押し出し、反時計回りに 90° 回してシステム基板から外します。
5. プラスチック製リベットをシステム基板上のスロットから引き出します。
TPM の取り付け
手順
1. TPM を取り付けるには、TPM のエッジ コネクタを TPM コネクタのスロットの位置に合わせます。
2. プラスチック製のリベットがシステム基板のスロットに合うように、TPM を TPM コネクタに挿入します。
3. 所定の位置に収まるまでプラスチック製のリベットを押します。
図 92. TPM の取り付け
次の手順
1. システム基板を取り付けます。
BitLocker ユーザー向け TPM の初期化
手順
TPM を初期化します。
詳細については、https://technet.microsoft.com/library/cc753140.aspx を参照してください。
TPM Status(TPM ステータス)は Enabled, Activated(有効、アクティブ)に変更されます。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 125