Owners Manual

DIMM の数が 4 個の場合は、スロット 1245 に装着します。
DIMM の数が 8 個の場合は、スロット 1245781011 に装着します。
モードごとのガイドライン
可能な構成は、システム BIOS で選択されるメモリ モードによって異なります。
39. メモリ動作モード
Memory Operating Modeメモリ動作モード 説明
最適化モード 最適化モードが有効になっている場合は、DRAM コントローラーは 64 ビッ
モードで独立して動作し、メモリのパフォーマンスが最適化されます。
ミラーモード ミラー モードが有効になっている場合は、システムはメモリ内に 2 つの同
一コピーのデータを保持するため、使用可能なシステムメモリの総量は、
取り付けられた物理メモリの総量の半分になります。取り付けられたメモリ
の半分は、アクティブなメモリ
モジュールのミラーリングに使用されます。この
機能によって、信頼性が最大となり、突発的なメモリ障害の発生時にもシ
ステムはミラーリングされたコピーに切り替わって処理を継続することができ
ます。ミラー モードを可能にする取り付けガイドラインでは、メモリ モジュー
ルは、サイズ、速度、テクノロジーにおいて同一にし、プロセッサーあたり
6
セットで取り付けるよう定められています。
シングル ランクのスペア モード シングル ランクのスペア モードでは、チャネルにつき 1 つのランクをスペアと
して割り当てます。修正可能なエラーがランクまたはチャネルで過剰に発生
した場合は、エラーによって修正不能な障害が発生するのを防ぐため、オ
ペレーティング
システムの実行中にエラーをスペア領域に移動します。各チ
ャネルには、2 つ以上のランクを装着する必要があります。
マルチ ランクのスペア モード マルチ ランクのスペア モードでは、チャネルにつき 2 つのランクをスペアとし
て割り当てます。修正可能なエラーがランクまたはチャネルで過剰に発生し
た場合は、エラーによって修正不能な障害が発生するのを防ぐため、オペ
レーティング
システムの実行中にエラーをスペア領域に移動します。各チャ
ネルには、3 つ以上のランクを装着する必要があります。
シングル ランクのメモリ スペアリングが有効になっている場合、オペレーティ
ング
システムに使用できるシステムメモリはチャネルごとに 1 ランク少なくなり
ます。
たとえば、16 GB のデュアル ランク メモリ モジュールを 24 枚使用するデュア
プロセッサー構成では、利用可能なシステムメモリは 24メモリ モジュー
× 16 GB = 384 GB とはならず、3/4ランク/チャネル× 24メモリ
モジュール× 16 GB = 288 GB となります。
マルチ ランク スペアリングでは、乗数は 1/2 になりますランク/チャネル
メモ: メモリ スペアリングを使用するには、システム セットアップの
BIOS メニューで、この機能を有効にする必要があります。
メモ: メモリスペアリングは、マルチビットの修正不能なエラーには
対応できません。
デル耐障害性モード デル耐障害性モードが有効な場合は、BIOS によって耐障害性を持つメ
モリ領域が作成されます。このモードは、この機能をサポートする
OS によ
る、重要なアプリケーションのロード、または OS カーネルの有効化のための
使用が可能で、システムの可用性を最大化します。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し
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