Owners Manual
Table Of Contents
- Dell EMC XC740xd XCシリーズ アプライアンスおよびXC Coreシステム 取り付けおよびサービスマニュアル
- 概要
- マニュアルリソース
- 技術仕様
- システムの初期セットアップユーティリティと設定
- プレオペレーティング システム管理アプリケーション
- システムコンポーネントの取り付けと取り外し
- システム診断プログラムの使用
- ジャンパとコネクタ
- 困ったときは
- BOSS カード
• XC640
• XC6420
• XC740xd
• XC940
BOSS カードの機能
BOSS カードは次の機能をサポートします。
• 外部インポート
• SMART 情報
• 自動再構築
外部インポート
仮想ディスクはアダプタにネイティブではない場合は、外部と見なされます。
• 次の場合、仮想ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。
– 仮想ディスクがアダプタに作成されるか、またはインポートされた。
• 次の場合、物理ディスクはアダプタにネイティブと見なされます。
– アダプタに以前の仮想ディスクメタデータがなく、物理ディスクが未設定。
– 物理ディスク上のすべての設定された仮想ディスクが削除される。
SMART 情報
SMART は、予測可能な物理ディスク障害の検知に役立てるため、すべてのモニタ、ヘッド、および物理ディスク電子機器における特定の物理的側面を
監視します。SMART 対応の物理ディスクは、データをモニタし、値の変化を識別して、値が限界値の範囲内かどうかを判断できます。多くの機械的お
よび電気的な不具合では、不具合が発生する前にパフォーマンスの劣化が見られます。
SMART 検出の不具合は予測不具合とも呼ばれます。物理ディスクの予測不具合には、ベアリングの不具合、読み取り / 書き込みヘッドの故障、スピ
ンアップレートの変化など、多数の要因があります。また、シークエラーレートや大量の不良セクターなど、読み取り / 書き込み面の不具合に関連する要
因もあります。
自動再構築
仮想ディスクの再構築は、ネイティブの仮想ディスクが劣化し、有効な再構築のターゲットが存在している場合は、システムの起動時に自動的に開始さ
れます。有効な再構築のターゲットは、ネイティブの仮想ディスクの一部ではなく、同等またはそれ以上のストレージ容量の BOSS-S1 デバイスに接続さ
れたすべての機能しているドライブです。自動再構築はユーザーへのプロンプトなしに発生し、再構築ターゲット上のすべてのデータは上書きされます。
BOSS カードの導入
本セクションには、BOSS-S1 カードの取り付けおよび取り外しにおける高レベルの一連の手順が記載されています。
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BOSS カード