Service Manual
表 50. NPSx に基づくインターリーブ オプション
NPSx 優先 代替
4 2 チャネル なし
2 4 チャネル 2 チャネル
1 8 チャネル 4 チャネル、2 チャネル
0 16 チャネル(デュアル プロセッサー) 2 チャネル
メモリー インターリーブ装着ルール
● NPS4:2 チャネル インターリーブ
○ チャネル([A および B]、[C および D])などがインターリーブされます。
○ ペア内の各チャネルには、同一のメモリー モジュールが少なくとも 1 個装着されている必要があります。
○ チャネル ペアごとにメモリー モジュールを 3 個使用し、非対称モジュールを上に積み重ねます(奇数構成)。
○ 2 個のチャネルのうちいずれかが装着されていないメモリー チャネルは、インターリーブされません。
○ すべての構成をこのモードにマッピングできるため、代替方法はありません。
● NPS2:4 チャネル インターリーブ
○ プロセッサーの左半分または右半分にある 4 個のチャネル([A、B、C、D]および[E、F、G、H])がインターリーブされま
す。
○ 4 個のチャネルすべてには、同一のメモリー モジュールが装着されている必要があります。
○ 各ハーフ セットまたはインターリーブ セットでは、相互に関連する合計メモリー容量が異なる場合があります。
● NPS1:8 チャネル インターリーブ
○ プロセッサー内のすべてのチャネル([A、B、C、D、E、F、G、H])がインターリーブされます。
○ プロセッサー内のすべてのチャネルには、同一のメモリー モジュールが装着されている必要があります。
○ シングル プロセッサー システムでは、システム用の NUMA ノードが 1 個作成されます。
メモ: 8 個のチャネルすべてが装着されていなくても、システムに 4 個のチャネルが装着されていて([C、D、G、H])、
システムが NPS1 モードに入ることができる同一のメモリーがある場合は、例外となります。
● NPS0:16 チャネル インターリーブ(デュアル プロセッサー)
○ デュアル プロセッサー システムでは、16 個のチャネルがすべてインターリーブされます。
○ システム内のすべてのチャネルには、同一のメモリー モジュールが装着されている必要があります。
○ デュアル プロセッサー システムでは、システム用の NUMA ノードが 1 個作成されます。
メモリー モジュールの取り外し
前提条件
● 「安全にお使いいただくために」に記載されている安全ガイドラインに従ってください。
● 「システム内部の作業を始める前に」に記載されている手順に従います。
● エアー フローカバーを取り外します。
警告: メモリー モジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高温になっています。メモリー モジュールが冷えるの
を待ってから扱ってください。
手順
1. 該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。
2. メモリー モジュールをソケットから解放するには、メモリー モジュール ソケットの両端にあるイジェクターを同時に押して全開
にします。
注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってく
ださい。
3. メモリモジュールを持ち上げて、システムから取り外します。
78 システムコンポーネントの取り付けと取り外し