Service Manual
表 30. システム セキュリティの詳細
オプション 説明
CPU AES-NI Advanced Encryption Standard Instruction Set(AES-NI)を使用して暗号化および復号化を
行うことによって、アプリケーションの速度を向上させます。このオプションはデフォル
トで Enabled(有効)に設定されています。
System Password(システムパス
ワード)
システムパスワードを設定します。このオプションは、デフォルトで[有効]に設定され
ており、システムにパスワード ジャンパが取り付けられていない場合は、読み取り専用に
なります。
Setup Password(セットアップパス
ワード)
セットアップパスワードを設定します。システムにパスワードジャンパが取り付けられて
いない場合、このオプションは読み取り専用です。
Password Status(パスワード ステ
ータス)
システムパスワードをロックします。このオプションはデフォルトで[ロック解除]に設
定されています。
表 31. TPM 1.2 セキュリティの情報
オプション 説明
TPM セキュリティ
メモ: TPM メニューは、TPM モジュールがインストールされている場合のみ使用可能です。
TPM の報告モードを制御できます。デフォルトでは、TPM セキュリティ オプションはオフに設定されて
います。TPM ステータスおよび TPM の有効化は、TPM ステータス フィールドが起動前測定ありでオンま
たは起動前測定なしでオンのいずれかに設定されている場合に限り変更できます。
TPM 1.2 がインストールされている場合、TPM Security オプションは Off、On with Pre-boot
Measurements、または On without Pre-boot Measurements に設定されています。
TPM 2.0 がインストールされている場合、TPM Security オプションは On または Off に設定されています。
このオプションは、デフォルトで Off に設定されています。
TPM Information
(TPM 情報)
TPM の動作状態を変更します。このオプションはデフォルトで、No Change(変更なし)に設定されてい
ます。
TPM ファームウェ
ア
TPM のファームウェア バージョンを示します。
TPM Status(TPM
ステータス)
TPM ステータスを指定します。
TPM Command
(TPM コマンド)
Trusted Platform Module(TPM)を制御します。None に設定されている場合、TPM にコマンドが送信され
ません。Activate に設定されている場合、TPM は有効になります。Deactivate に設定されている場合、
TPM は無効になります。Clear に設定されている場合、TPM のすべてのコンテンツがクリアされます。こ
のオプションは、デフォルトで None に設定されています。
表 32. TPM 2.0 セキュリティの情報
オプション 説明
TPM Information
(TPM 情報)
TPM の動作状態を変更します。このオプションはデフォルトで、No Change(変更なし)に設定されてい
ます。
TPM ファームウェア TPM のファームウェア バージョンを示します。
TPM の階層 ストレージと承認階層を有効、無効、またはクリアにします。有効に設定すると、ストレージと承認階層
を使用できます。
無効に設定すると、ストレージと承認階層を使用できません。
クリアに設定すると、ストレージと承認階層の値がすべてクリアされ、その後有効にリセットされます。
TPM の詳細設定 TPM の詳細設定に関する詳細を指定します。
表 33. システム セキュリティの詳細
オプション 説明
電源ボタン システムの前面にある電源ボタンを有効または無効にします。このオプションは、デフォ
ルトで[有効]に設定されています。
プレオペレーティング システム管理アプリケーション 45