Service Manual
システムプロファイル設定
システム プロファイル設定画面を表示するには、システムの電源を入れて F2 を押し、システム セットアップ メイン メニュー >
システム BIOS > システム プロファイル設定の順にクリックします。
表 29. システム プロファイル設定の詳細
オプション 説明
System Profile(システム プロ
ファイル)
システム プロファイルを設定します。[システム プロファイル]オプションをカスタム以外の
モードに設定すると、BIOS が残りのオプションを自動的に設定します。モードをカスタムに設
定している場合に限り、残りのオプションを変更できます。このオプションは、デフォルトで
ワットあたりのパフォーマンス(OS)に設定されています。その他のオプションに、パフォー
マンスとカスタムがあります。
メモ: システムプロファイル設定画面のすべてのパラメータは、System Profile(システム
プロファイル)オプションが Custom(カスタム)に設定されている場合のみ使用可能で
す。
CPU の電源管理 CPU の電源管理を設定します。このオプションは、デフォルトで OS DBPM に設定されていま
す。その他のオプションに、最大限のパフォーマンスがあります。
Memory Frequency(メモリー
周波数)
システム メモリーのスピードを設定します。最大限のパフォーマンス、または特定のスピードを
選択できます。このオプションは、デフォルトで最大限のパフォーマンスに設定されています。
Turbo Boost(ターボ ブースト) ターボブーストモー f ドで動作するプロセッサーの有効/無効を切り替えます。このオプション
は、デフォルトで Enabled(有効)に設定されています。
C States(C State) 使用可能なすべての電源状態で作動するプロセッサーを有効または無効にします。C 状態で
は、アイドリング時にプロセッサーを低電力状態にすることができます。有効(OS 制御)に設
定した場合、または自律に設定した場合(ハードウェア制御がサポートされている場合)、プロ
セッサーは利用可能なすべての電源状態で作動して電力を節約できますが、メモリー レイテン
シーと周波数のジッターが増加する可能性があります。このオプションは、デフォルトで有効に
設定されています。
Write Data CRC(書き込みデー
タ CRC)
有効に設定すると、「書き込み」操作中に DDR4 データ バスの問題が検出され、修正されます。
CRC のビット生成には追加サイクルが 2 個必要になるため、パフォーマンスに影響します。シ
ステム プロファイルがカスタムに設定されていない限り、読み取り専用です。このオプション
は、デフォルトで無効に設定されています。
Memory Patrol Scrub(メモリ
ー巡回スクラブ)
メモリー巡回スクラブ モードを設定します。このオプションは、デフォルトで標準に設定され
ています。
Memory Refresh Rate(メモリ
ー リフレッシュ レート)
メモリー リフレッシュ レートを 1x または 2x のいずれかに設定します。このオプションは、デ
フォルトで 1x に設定されています。
PCI ASPM L1 リンクの電源管
理
PCI ASPM L1 リンクの電源管理の有効/無効を切り替えます。このオプションはデフォルトで
[有効]に設定されています。
決定スライダー 電力決定またはパフォーマンスの決定により、システム決定を設定します。このオプションは、
デフォルトで電力決定に設定されています。
効率性最適化モード 効率性最適化モードでは、周波数/電力を状況に応じて低減することによってワットあたりのパ
フォーマンスを最大化します。効率性最適化モードを有効または無効にします。
アルゴリズム パフォーマンス
ブースト無効化(ApbDis)
アルゴリズム パフォーマンス ブースト無効化(ApbDis)を有効または無効にします。このオプ
ションは、デフォルトで無効に設定されています。
システムセキュリティ
システム セキュリティ画面を表示するには、システムの電源を入れて F2 を押し、システム セットアップ メイン メニュー > シス
テム BIOS > システム セキュリティの順にクリックします。
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