Service Manual
表 27. 内蔵デバイスの詳細 (続き)
オプション 説明
プラットフォームのデフォルトの分岐に設定されている場合はグレーアウト表示
になります。
シリアル通信
シリアル通信画面を表示するには、システムの電源を入れて F2 を押し、システム セットアップ メイン メニュー > システム BIOS
> シリアル通信の順にクリックします。
メモ: シリアル ポートは、XC Core XC6515 システムではオプションです。シリアル通信オプションは、シリアル COM ポート
がシステムに取り付けられている場合にのみ適用されます。
表 28. シリアル通信の詳細
オプション 説明
シリアル通信 BIOS でシリアル通信デバイス(シリアル デバイス 1 およびシリアル デバイス
2)を選択します。BIOS コンソール リダイレクトを有効にして、ポート アドレ
スを指定することもできます。このオプションは、デフォルトで[自動]に設
定されています。
Serial Port Address(シリアル ポート アドレ
ス)
シリアル デバイスのポート アドレスを設定できます。このオプションは、デフ
ォルトでシリアル デバイス 1 = COM2、シリアル デバイス 2 = COM1 に設定さ
れています。このフィールドでは、シリアル ポート アドレスを COM1 または
COM2(COM1=0x3F8、COM2=0x2F8)のいずれかに設定します。
メモ: シリアルオーバー LAN (SOL) 機能にはシリアルデバイス 2 のみ使用で
きます。SOL でコンソールのリダイレクトを使用するには、コンソールのリ
ダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。
メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC に保存されたシリアル
MUX 設定を同期します。iDRAC で、シリアル MUX 設定を独立して変更でき
ます。BIOS セットアップ ユーティリティーから BIOS のデフォルト設定を
ロードしても、シリアル MUX 設定をシリアル デバイス 1 のデフォルト設定
に必ず戻せるとは限りません。
External Serial Connector(外付けシリアル コ
ネクター)
このオプションを使用して、外付けシリアル コネクターを[シリアル デバイス
1]、[シリアル デバイス 2]、または[リモート アクセス デバイス]に関連づけ
ることができます。このオプションは、デフォルトで[シリアル デバイス 1]に
設定されています。
メモ: SOL(Serial Over LAN)にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。
SOL でコンソールのリダイレクトを使用するには、コンソールのリダイレク
トとシリアルデバイスに同じポートアドレスを設定します。
メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC で保存された設定でシリ
アル MUX を同期します。iDRAC において、シリアル MUX の設定を 独立し
て変更することができます。BIOS セットアップユーティリティーから BIOS
のデフォルト設定をロードしても、シリアルデバイス 1 のデフォルト設定に
戻らない場合があります。
Failsafe Baud Rate(フェイルセーフ ボー レー
ト)
コンソールリダイレクトに使用されているフェイルセーフボー レートが表示さ
れます。BIOS は自動的にボー レートの決定を試みます。このフェイルセーフボ
ー レートは、その試みが失敗した場合にのみ使用されるので、値は変更しないよ
うにしてください。このオプションは、デフォルトで 115200 に設定されていま
す。
Remote Terminal Type(リモート ターミナル
タイプ)
リモート コンソール ターミナルのタイプを設定します。このオプションは、デフ
ォルトで VT100/VT220 に設定されています。
Redirection After Boot(起動後のリダイレク
ト)
オペレーティング システムをロードするときに、BIOS コンソールリダイレクト
の有効 / 無効を切り替えます。このオプションは、デフォルトで Enabled(有
効)に設定されています。
プレオペレーティング システム管理アプリケーション 43