Service Manual
Trusted Platform Module
Trusted Platform Module のアップグレード
前提条件
メモ:
● 取り付ける TPM のバージョンが、お使いのオペレーティング システムでサポートされていることを確認してください。
● お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストールされていることを確認してください。
● BIOS の設定において UEFI 起動モードが有効になっていることを確認してください。
このタスクについて
注意: TPM が取り付けられると、その特定のシステム ボードに暗号形式でバインドされます。取り付けた TPM を取り外そう
とすると、暗号形式のバインディングが破壊されます。取り外したその TPM を再度取り付けたり、他のシステム ボードへ取
り付けたりすることはできません。
ユーザー向けの Trusted Platform Module の初期化
手順
1. TPM を初期化します。
詳細については、「1.2 TXT ユーザー向けの Trusted Platform Module の初期化」を参照してください。
2. TPM Status(TPM ステータス)は Enabled, Activated(有効、アクティブ)に変更されます。
1.2 TXT ユーザー向けの Trusted Platform Module の初期化
手順
1. システムの起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。
2. System Setup Main Menu 画面で、System BIOS > System Security Settings の順にクリックします。
3. TPM セキュリティ オプションで、起動前測定でオンを選択します。
4. TPM Command(TPM コマンド)オプションで、Activate(アクティブ化)を選択します。
5. 設定を保存します。
6. システムを再起動します。
2.0 TXT ユーザー向けの Trusted Platform Module の初期化
手順
1. システムの起動中に F2 を押して、システム セットアップを起動します。
2. System Setup Main Menu 画面で、System BIOS > System Security Settings の順にクリックします。
3. TPM Security オプションで、On を選択します。
4. 設定を保存します。
5. システムを再起動します。
120 システムコンポーネントの取り付けと取り外し