Service Manual
Trusted Platform Module(TPM)を再度有効にします。「Trusted Platform Module のアップグレード」の項を参照してくださ
い。
5. 簡易復元を使用していない場合は、新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。詳細については、
「『iDRAC
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』は、www.dell.com/idracmanuals にあります。」を参照してください。
6. 「システム内部の作業を終えた後に 、p. 54」に記載されている手順に従ってください。
7. 簡易復元機能により、いくつかの構成の設定、特にサービス タグ、iDRAC ライセンス、および OEM ID モジュール(最後の 2 個
に関しては必要な場合)を復元できます。「簡易復元を使用したサービス タグの復元」のページを参照してください。最初にシス
テム ボードを起動する際に、復元できる設定が画面に表示されます。
メモ: 何らかの理由で簡易復元が開始しない場合、サービス タグを手動で入力する必要があります。「サービス タグのアッ
プデート」のページを参照してください。それ以外の構成(iDRAC GUI を介した iDRAC ライセンスのインポートなど)も、
手動で実行する必要があります。
8. BIOS バージョンをアップデートします。
メモ:
● RACADM コマンドの RACADM sslresetcfg は、サービス タグで新しい SSL 証明書を生成するために使用され、それ
により固有の共通名(CN)が提供されます。サービス時に証明書が生成されない場合は、カスタマー サポートまたはテ
クニカル サポートに通知して、フォロー アップ サービスを受けられるようにしてください。
● RACADM をインストールする必要があります。RACADM がインストールされていない場合は、Dell DRAC ツール
(Windows のみ)をダウンロードおよびインストールしてください。RACADM コマンド ライン インターフェイスの詳細
については、DRAC 用 RACADM コマンド ライン インターフェイスの項を参照してください。
9. TPM(Trusted Platform Module)を再び有効にします。
10. システムを起動します。
メモ: このシステム ボードの交換が OEM ブランド製品に対するものである場合は、次の参考資料リンクを参照してくださ
い。
● 内部リンク:PowerEdge OEM ブランディング > OEM ブランディング用のシステム ボードのアップデート
● 外部リンク:PowerEdge OEM ブランディング > OEM ブランディング用のシステム ボードのアップデート
メモ: このシステム ボードの交換が Windows Embedded オペレーティング システムを搭載した Dell ブランド製品に対する
ものである場合は、Dell Branded Embedded(DBE)モジュールを取り付ける前に製造モードを終了しないでください。
メモ: 前述のリンクにアクセスできない場合は、最初に Oracle Knowledge にログ インし、SLN294158 を参照してください。
メモ: この交換が非 OEM システム ボード用である場合、またはすでに適切な識別モジュールを取り付けている場合は、プ
ロンプトで<A>を押して製造モードをオフにします。製造モードの詳細については、「製造モードのトラブルシューティン
グ」の項を参照してください。さらにサポートが必要な場合は、デル テクニカル サポートまでお問い合わせください。
サービス タグのリストア
簡易復元機能により、システム ボードを交換した後もサービス タグ、iDRAC ライセンス、UEFI 構成、システム構成データを復元で
きます。すべてのデータは、自動的にバックアップ フラッシュ ドライブ デバイスにバック アップされます。BIOS が新しいシステ
ム ボードを検出し、バックアップ フラッシュ ドライブ デバイスのサービス タグが異なる場合、BIOS はバックアップ情報の復元を
促すプロンプトを表示します。
このタスクについて
以下は、使用可能なオプションの一覧です。
● サービス タグ、ライセンス、および診断情報を復元するには、Y を押します。
● Lifecycle Controller ベースの復元オプションに移動し、N を押します。
● 以前に作成したハードウェア サーバー プロファイルからデータを復元し、F10 を押します。
メモ: 復元プロセスが完了したら、BIOS はシステムの設定データの復元を促すプロンプトを表示します。
● システム設定データを復元するには、Y を押します
● デフォルトの構成設定を使用するには、N を押します
メモ: 復元プロセスが完了すると、システムは再起動します。
メモ: サービス タグの復元が正常に行われた場合、システム情報画面でサービス タグ情報を確認し、システムのサービス タグ
と比較できます。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し 119