Owners Manual
プロセッサ 構成 メモリ装着 メモリ装着情報
シングル ランクのスペアリング
装着順序
A{1}、B{1}、
A{2}、B{2}、
A{3}、B{3}、
A{4}、B{4}、
A{5}、B{5}、
A{6}、B{6}
• DIMM は指定された順序で取り付ける必要がありま
す。
• チャネルごとに複数のランクが必要です。
マルチ ランクのスペアリング装
着順序
A{1}、B{1}、
A{2}、B{2}、
A{3}、B{3}、
A{4}、B{4}、
A{5}、B{5}、
A{6}、B{6}
• DIMM は指定された順序で取り付ける必要がありま
す。
• チャネルごとに 3 つ以上のランクが必要です。
耐障害装着順序
A{1、2、3、4、5、6}、
B{1、2、3、4、5、6}、
A{7、8、9、10、11、12}、
B{7、8、9、10、11、12}
プロセッサーあたり 6 個または 12 個の DIMM がサポート
されます。
メモリ最適化(独立チャネル)モード
このモードでは、使用するデバイス幅が x4 のメモリモジュールについてのみ Single Device Data Correction(SDDC)がサポートされます。スロット装着
に関する特定の要件はありません。
メモリスペアリング
メモ
: メモリスペアリングを使用するには、セットアップユーティリティの BIOS メニューでこの機能を有効にする必要があります。
表 40. メモリスペアリング
検索フィールドで、 説明
メモリスペアリング(シングルランク) メモリスペアリングによって、チャネルにつき 1 つのランクがスペアとして割り当てられます。1 つ
のランク(チャネル)で大量の訂正可能なエラーが発生した場合は、オペレーティングシステ
ムが訂正不可能な障害の原因となるエラーを避けるために実行している間は、スペアエリア
に移動します。チャネルにつき 2 つのランクあるいはそれ以上装着する必要があります。
メモリスペアリング(マルチランク) メモリスペアリングによって、チャネルにつき 2 つのランクがスペアとして割り当てられます。1 つ
のランク(チャネル)で大量の訂正可能なエラーが発生した場合は、オペレーティングシステ
ムが訂正不可能な障害の原因となるエラーを避けるために実行している間は、スペアエリア
に移動します。チャネルにつき 3 つのランクあるいはそれ以上装着する必要があります。
シングルランクのメモリスペアリングを有効にすることによって、オペレーティングシステムが使用できるシステムメモリは各チャネルとも 1 ランク少なくなります。
たとえば、16 GB デュアルランクメモリモジュールを 24 枚使用するデュアルプロセッサ構成では、利用可能なシステムメモリは 3/4(ランク / チャネル)× 24
(
メモリモジュール)× 16 GB = 288 GB となり、24(メモリモジュール)× 16 GB = 384 GB とはなりません。この計算は、シングルランクスペアリングである
か、マルチランクリングであるかによって変わります。マルチランクスペアリングの場合は、乗数は 1/2(ランク / チャネル)に変わります。
メモ
: メモリスペアリングは、マルチビットの修正不能なエラーには対応できません。
システムコンポーネントの取り付けと取り外し
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