Owners Manual
Dell EMC 組み込み型システム診断
メモ: Dell EMC 組み込み型システム診断は、ePSA(Enhanced Pre-boot System Assessment)診断としても知られています。
組み込み型システム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプションが用意されており、以下の
処理が可能です。
● テストを自動的に、または対話モードで実行
● テストの繰り返し
● テスト結果の表示または保存
● 詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る
● テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
● テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示
起動マネージャからの組み込み型システム診断プログラムの実行
お使いのシステムが起動しない場合に、組み込み型システム診断プログラム(ePSA)を実行します。
手順
1. システムの起動中に、F11 を押します。
2. 上矢印キーおよび下矢印キーを使用して、[システム ユーティリティ] > [診断の起動]を選択します。
3. または、システムの起動時に F10 を押して[ハードウェア診断] > [ハードウェア診断の実行]を選択します。
ePSA Pre-boot System Assessment(ePSA 起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、システム内に検知された
全デバイスがリストアップされます。Diagnostics(診断)が検知された全デバイスのテストを開始します。
タスクの結果
Dell Lifecycle Controller からの組み込み型システム診断プログラムの実
行
手順
1. システム起動中に F10 を押します。
2. Hardware Diagnostics(ハードウェア診断)→ Run Hardware Diagnostics(ハードウェア診断の実行)を選択します。
ePSA Pre-boot System Assessment(ePSA 起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、システム内に検知された
全デバイスがリストアップされます。Diagnostics(診断)が検知された全デバイスのテストを開始します。
システム診断プログラムのコントロール
メニュー 説明
構成 検知された全デバイスの設定およびステータス情報が表示されます。
Results 実行された全テストの結果が表示されます。
System Health(システ
ム正常性)
システムパフォーマンスの現在の概要が表示されます。
イベント ログ システムで実行された全テストの結果のタイムスタンプ付きログが表示されます。少なくとも 1 つのイ
ベントの説明が記録されていれば、このログが表示されます。
52 診断とインジケータ