Owners Manual
シリアル通信
Serial Communication(シリアル通信)画面を使用して、シリアル通信ポートのプロパティを表示します。
シリアル通信の表示
Serial Communication(シリアル通信)画面を表示するには、次の手順を実行してください。
手順
1. システムの電源を入れるか、または再起動します。
2. 次のメッセージが表示されたらすぐに F2 を押します。
F2 = System Setup
メモ: F2 を押す前にオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのを待ってから、
もう一度システムを起動してやり直してください。
3. System Setup Main Menu(セットアップユーティリティメインメニュー)画面で、System BIOS(システム BIOS)をクリッ
クします。
4. System BIOS(システム BIOS)画面で Serial Communication(シリアル通信)をクリックします。
シリアル通信の詳細
Serial Communication 画面には次のオプションがあります。
オプション
説明
シリアル通信
BIOS でシリアル通信デバイス(シリアル デバイス 1 およびシリアル デバイス 2)を選択します。BIOS コン
ソール リダイレクトを有効にして、ポート アドレスを指定することもできます。このオプションは、デフォ
ルトで[自動]に設定されています。
Serial Port
Address(シリアル
ポート アドレス)
シリアル デバイスのポート アドレスを設定できます。このフィールドでは、シリアル ポート アドレスを
COM1 または COM2(COM1=0x3F8、COM2=0x2F8)のいずれかに設定します。このオプションは、デフォ
ルトで[シリアル デバイス 1=COM2、シリアル デバイス 2=COM1]に設定されています。
メモ: シリアルオーバー LAN (SOL) 機能にはシリアルデバイス 2 のみ使用できます。SOL でコンソール
のリダイレクトを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポートアドレス
を設定します。
メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC に保存されたシリアル MUX 設定を同期します。
iDRAC で、シリアル MUX 設定を 独立して変更することができます。BIOS セットアップユーティリテ
ィーから BIOS のデフォルト設定をロードしても、シリアル MUX 設定を Serial Device 1(シリアルデバイ
ス 1)のデフォルト設定に必ず戻せるとは限りません。
External Serial
Connector(外付け
シリアル コネクタ
ー)
このオプションを使用して、外付けシリアル コネクターを[シリアル デバイス 1]、[シリアル デバイス 2]、
または[リモート アクセス デバイス]に関連づけることができます。このオプションは、デフォルトで[シ
リアル デバイス 1]に設定されています。
メモ: SOL(Serial Over LAN)には Serial Device 2(シリアルデバイス 2)のみ使用できます。SOL でコ
ンソールのリダイレクトを使用するには、コンソールのリダイレクトとシリアルデバイスに同じポート
アドレスを設定します。
メモ: システムを起動するたびに、BIOS は iDRAC で保存された設定でシリアル MUX を同期します。
iDRAC において、シリアル MUX の設定を 独立して変更することができます。BIOS セットアップユーテ
ィリティーから BIOS のデフォルト設定をロードしても、シリアルデバイス 1 のデフォルト設定に戻らな
い場合があります。
Failsafe Baud Rate
(フェイルセーフ ボ
ー レート)
コンソール リダイレクトのフェイルセーフ ボー レートを指定します。BIOS は、自動的にボー レートの決定
を試みます。このフェイルセーフ ボー レートは、その試みが失敗した場合にのみ使用されるので、値は変更
されません。このオプションは、デフォルトで[115200]に設定されています。
プレオペレーティングシステム管理アプリケーション 37