Owners Manual
注意: TPM プラグ イン モジュールを取り付けると、特定のシステム基板に暗号化されてバインドされます。取り付けた TPM
プラグ イン モジュールを取り外そうとすると、その暗号化されたバインドが破壊され、再取り付けまたは他のシステム基板へ
の取り付けができなくなります。
メモ:
● お使いのオペレーティング システムが、インストールされている TPM モジュールのバージョンをサポートしていることを確
認してください。
● お使いのシステムに最新の BIOS ファームウェアがダウンロードされインストールされていることを確認してください。
● BIOS が UEFI 起動モードを有効にするように設定されていることを確認してください。
手順
1. システム基板の TPM コネクタの位置を確認します。
2. モジュールを押し下げたまま、TPM モジュールに同梱の安全トルクス 8 ビットを使用してネジを外します。
3. TPM モジュールをコネクタから引き出します。
4. プラスチック製リベットを TPM コネクタから押し出し、反時計回りに 90° 回してシステム基板から外します。
5. プラスチック製リベットをシステム基板上のスロットから引き出します。
図 77. TPM の取り付け
次の手順
1. システム基板を取り付けます。
2. 「システム内部の作業を終えた後に」の手順に従います。
TXT ユーザー向け TPM 1.2 の初期化
手順
1. システムの起動中に F2 を押して、セットアップユーティリティを起動します。
2. [セットアップユーティリティ メイン メニュー]画面で、[システム BIOS]>[システム セキュリティ設定]の順にクリック
します。
3. TPM Security(TPM セキュリティ)オプションで、 On with Pre-boot Measurements(起動前測定でオン)を選択します。
4. TPM Command(TPM コマンド)オプションで、Activate(アクティブ化)を選択します。
5. 設定を保存します。
6. システムを再起動します。
7. System Setup(セットアップユーティリティ)を再起動します。
8. [セットアップユーティリティ メイン メニュー]画面で、[システム BIOS]>[システム セキュリティ設定]の順にクリック
します。
9. Intel TXT(Intel TXT )オプションで、On(オン)を選択します。
114 システム コンポーネントの取り付けと取り外し