Owners Manual
システム セットアップを使用したシステムのサービスタグの入力
Easy Restore(簡単な復元)がサービスタグの復元に失敗した場合は、セットアップユーティリティを使用してサービスタグを入力
します。
手順
1. システムの電源を入れます。
2. F2 キーを押して System Setup(セットアップユーティリティ)を起動します。
3. Service Tag Settings(サービスタグ設定)をクリックします。
4. サービスタグを入力します。
メモ: Service Tag(サービスタグ)フィールドが空欄の場合にのみサービスタグを入力できます。正しいサービスタグを入
力するようにしてください。一度サービスタグが入力されると、アップデートも変更することもできません。
5. OK をクリックします。
6. 新規または既存の iDRAC Enterprise ライセンスをインポートします。
詳細については、www.dell.com/idracmanuals で Integrated Dell Remote Access Controller
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
を参照してください。
Easy Restore を使用したサービスタグの復元
簡単な復元機能で、システム基板を交換した後も、お使いのシステムのサービスタグ、ライセンス、パーソナリティ モジュール、
システム設定データを復元できます。すべてのデータは自動的にバックアップ フラッシュ デバイスにバックアップされます。
BIOS がバックアップ フラッシュ デバイスで新しいシステム基板とサービスタグを検知したら、ユーザーにバックアップ情報の復元
を行うように促します。
このタスクについて
メモ: NX シリーズ システムは BIOS モードのみをサポートします。UEFI モードではシステムがアプライアンス OS をロードで
きないため、起動モードを UEFI に変更しないでください。
以下は、使用可能なオプションの一覧です。
● サービスタグ、ライセンス、および診断情報を復元するには、Y を押します。
メモ: 復元プロセスが完了したら、BIOS はシステムの設定データの復元を促すプロンプトを表示します。
● システム構成データを復元するには、Y を押します。
メモ: 復元プロセスが完了すると、システムは再起動します。
Trusted Platform Module
TPM(Trusted Platform Module)は、暗号化キーをデバイスに統合することによってハードウェアをセキュアにするために設計され
た専用マイクロプロセッサーです。ソフトウェアは TPM を使用してハードウェア デバイスを認証できます。各 TPM チップには、
TPM の製造時に固有のシークレット RSA キーが組み込まれており、プラットフォーム認証操作を実行することができます。
Trusted Platform Module のアップグレード
前提条件
1. 「安全にお使いいただくために」に記載された安全ガイドラインに従ってください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」の手順に従います。
メモ: NX3340 システムは UEFI モードをサポートしません。
注意: 暗号化キーと共に TPM(Trusted Platform Module)を使用している場合は、プログラムまたはシステムのセットアッ
プ中にリカバリ キーの作成を求められることがあります。お客様と連携し、このリカバリ キーを作成し、安全に保管しておい
てください。このシステム基板を交換した場合は、システムまたはプログラムの再起動時にリカバリ キーを入力しないと、
ハード ドライブ上の暗号化されたデータにアクセスできません。
システム コンポーネントの取り付けと取り外し 113