Owners Manual
Table Of Contents
- PowerVault NX3340ネットワーク接続型ストレージ システム 設置およびサービス マニュアル
- 目次
- NX3340システム製品概要
- 技術仕様
- システムの初期セットアップユーティリティと設定
- プレオペレーティングシステム管理アプリケーション
- プレオペレーティングシステムアプリケーションを管理するためのオプション
- セットアップユーティリティ
- セットアップユーティリティの表示
- セットアップユーティリティ詳細
- システム BIOS
- システム BIOS の表示
- システム BIOS 設定の詳細
- システム情報
- システム情報の表示
- システム情報の詳細
- メモリ設定
- メモリ設定の表示
- メモリー設定の詳細
- プロセッサ設定
- プロセッサ設定の表示
- プロセッサー設定の詳細
- SATA 設定
- SATA 設定の表示
- SATA 設定の詳細
- 起動設定
- 起動設定の表示
- 起動設定の詳細
- システム起動モードの選択
- 起動順序の変更
- 内蔵デバイス
- 内蔵デバイスの表示
- 内蔵デバイスの詳細
- シリアル通信
- シリアル通信の表示
- シリアル通信の詳細
- システムプロファイル設定
- システムプロファイル設定の表示
- システムプロファイル設定の詳細
- システムセキュリティ
- システムセキュリティの表示
- システムセキュリティ設定の詳細
- システムパスワードおよびセットアップパスワードの作成
- systemを保護するためのsystem パスワードの使い方
- systemおよびセットアップパスワードの削除または変更
- セットアップ パスワード使用中の操作
- Miscellaneous Settings(その他の設定)
- その他の設定の表示
- その他の設定の詳細
- iDRAC 設定ユーティリティ
- デバイス設定
- Dell Lifecycle Controller
- ブートマネージャ
- PXE 起動
- 診断とインジケータ
- ジャンパとコネクタ
- システム コンポーネントの取り付けと取り外し
- ヘルプ
● すべての DIMM は DDR4 である必要があります。
● x4 および x8 DRAM ベースのメモリモジュールは混在可能です。
● ランク カウントに関係なく、RDIMM はチャネルごとに 2 枚まで装着できます。
● ランク カウントに関係なく、異なるランクの DIMM を 1 つのチャネルに 2 枚まで装着できます。
● 速度の異なるメモリモジュールを取り付けた場合は、取り付けられているメモリモジュールのうちで最も遅いものの速度で動
作します。
● プロセッサーが取り付けられている場合のみメモリー モジュール ソケットを装着します。
○ シングル プロセッサー システムの場合は、ソケット A1~A12 が使用可能です。
○ デュアル プロセッサー システムの場合は、ソケット A1~A12 とソケット B1~B12 が使用可能です。
● 最初に白のリリースタブがついているソケットに、次に黒のリリースタブの順に、すべてのソケットに装着します。
● 容量の異なるメモリ モジュールを混在させる場合は、最初に容量が最も多いメモリ モジュールをソケットに装着します。
たとえば、8 GB と 16 GB のメモリ モジュールを組み合わせる場合は、白いリリースタブのソケットに 16 GB のメモリ モジュー
ルを、黒いリリースタブのソケットに 8 GB のメモリ モジュールを装着します。
● その他のメモリ装着ルールに従えば、様々な容量のメモリモジュールを混在させることができます。
たとえば、8 GB と 16 GB のメモリ モジュールを混在させることが可能です。
● デュアルプロセッサ構成では、各プロセッサのメモリ構成は同一でなければなりません。
例えば、プロセッサー 1 のソケット A1 にメモリを装着した場合は、プロセッサー 2 のソケット B1 にもメモリを装着します。
● システム内で 2 つ以上のメモリモジュールを併用することはできません。
● バランス不良のメモリ構成はパフォーマンス低下の原因になるため、最適なパフォーマンスを得るために、常に同じ DIMM を
メモリ チャネルに装着してください。
● パフォーマンスを最大にするには、同一のメモリ モジュールを、各プロセッサーにつき一度に 6 枚(各チャネルに DIMM1 枚)
装着してください。
● システムの正常な冷却状態を維持するために、メモリ モジュールを取り付けないメモリ ソケットには、メモリ モジュールのダ
ミーを取り付ける必要があります。
プロセッサー 1 個あたりの DIMM 数が 4 および 8 である場合の、パフォーマンス最適化モードの DIMM 装着アップデート。
● DIMM 数が 4 の場合、装着はスロット 1、2、4、5 になります。
● DIMM 数が 8 の場合、装着はスロット 1、2、4、5、7、8、10、11 になります。
モードごとのガイドライン
可能な構成は、システム BIOS で選択されるメモリ モードによって異なります。
表 9. メモリ動作モード
メモリー動作モード 説明
[最適化モード] [最適化モード]が有効になっている場合は、DRAM コントローラーは 64 ビット モードで独
立して動作し、メモリのパフォーマンスが最適化されます。
[ミラーモード] [ミラー モード]が有効になっている場合は、システムはメモリ内に 2 つの同一コピーのデー
タを保持するため、使用可能なシステムメモリの総量は、取り付けられた物理メモリの総量の
半分になります。取り付けられたメモリの半分は、アクティブなメモリ モジュールのミラー
リングに使用されます。この機能によって、信頼性が最大となり、突発的なメモリ障害の発生
時にもシステムはミラーリングされたコピーに切り替わって処理を継続することができます。
ミラー モードを可能にする取り付けガイドラインでは、メモリ モジュールは、サイズ、速度、
テクノロジーにおいて同一にし、プロセッサーあたり 6 セットで取り付けるよう定められてい
ます。
[シングル ランクのスペア モー
ド]
[シングル ランクのスペア モード]では、チャネルにつき 1 つのランクをスペアとして割り当
てます。修正可能なエラーがランクまたはチャネルで過剰に発生した場合は、エラーによって
修正不能な障害が発生するのを防ぐため、オペレーティング システムの実行中にエラーをス
ペア領域に移動します。各チャネルには、2 つ以上のランクを装着する必要があります。
[マルチ ランクのスペア モード][マルチ ランクのスペア モード]では、チャネルにつき 2 つのランクをスペアとして割り当て
ます。修正可能なエラーがランクまたはチャネルで過剰に発生した場合は、エラーによって修
正不能な障害が発生するのを防ぐため、オペレーティング システムの実行中にエラーをスペ
ア領域に移動します。各チャネルには、3 つ以上のランクを装着する必要があります。
シングル ランクのメモリ スペアリングが有効になっている場合、オペレーティング システム
に使用できるシステムメモリはチャネルごとに 1 ランク少なくなります。
70 システム コンポーネントの取り付けと取り外し