Users Guide
一時フォルダの削除
ネットワークで SUU を実行すると、JRE によって、<%システムドライブ%>:\Documents and Settings\<%ユーザー%>\Local Settings\Temp
\hsperfdata_<%ユーザー%> ディレクトリ(Microsoft Windows(W2ks システム)を実行しているシステム)および /var フォルダ(Linux を実行し
ているシステム
)に一時ファイルが作成されます。これらの一時ファイルを削除します。
W2k8 システムについては、ファイルは、<%システムドライブ%>:\users\<%ユーザー%>\AppData\Local\Temp\< 番号 >\hsperfdata_<%ユーザ
ー
%> に作成されます。
H661 ファームウェアのアップデート
デルの第 11 世代以降の PowerEdge サーバでは、CERC ATA RAID コントローラが H661 ファームウェアで設定されている場合、SUU はファームウェアを
最新バージョンにアップデートできません。ファームウェアをアップデートするには、-force オプションを使用して、最新ファームウェアバージョンを手動で DUP
に適用してください。
RAC 仮想メディアの使い方
リモートで SUU を実行するために、システムで仮想メディアを使用しないでください。この手順によって仮想メディアの接続が切断され、SUU のアップデー
ト手順が中断されます。
SUU ディレクトリ名での特殊文字の使用
SUU は、"、:、/。\、$ などの特殊文字が含まれたディレクトリからは実行されません。例えば、SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステム
が実行されているシステムに
USB ドライブを接続するとき、これはデフォルトで特殊文字が含まれているディレクトリ名にマウントされます。たとえば、/
media/USB:1:2/ などです。
SUU の実行中は、特殊文字のないディレクトリ名を使用することをお勧めします。
RAC DUP パッケージの実行
デルの第 11 世代以降の PowerEdge サーバでは、Remote Access Controller(RAC)DUP パッケージ(RAC 4/P または RAC 4/i)の実行中に
SUU を起動すると、DUP パッケージのアップデートが停止します。この問題を解決するため、SUU は RAC DUP パッケージのアップデート完了後にのみ
実行してください。
よくあるお問い合わせ(FAQ)
Linux システムで suu -c を実行すると、「インベントリコレクタの実行に問題があります」というエラーが表示されます。このエラーの原因と修正方法
を教えてください。
SUU のサブコンポーネントであるインベントリコレクタには、システムに libstdc++-libc6.2-2.so.3 共有ライブラリが必要です。サポートされている Red Hat
Enterprise Linux
のバージョンを実行している場合は、compat-libstdc++ RPM を RedHat.com または『Red Hat CD』からインストールしてください。
SUSE Linux Enterprise Server を実行している場合は、『SUSE Linux Enterprise Server CD』からこのライブラリをインストールしてください。
「デバイスの危険な取り外し」というタイトルのポップアップボックスが表示されるのは、なぜですか。
既知の問題とよくあるお問い合わせ(FAQ)
21