DELL EMC OpenManage Server Update Utility バージョン 17.07.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。そ の他の商標は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 07 Rev.
目次 1 OpenManage Server Update Utility について.................................................................... 5 主な特徴と機能...................................................................................................................................................................5 本リリースの新機能...............................................................................................................................................................6 対応オペレーティングシステム...........................................
同じセッションでのシステムインベントリの再起動...............................................................................................................20 ネットワーク経由の SUU の実行.................................................................................................................................... 20 一時フォルダの削除......................................................................................................................................................20 H661 ファームウェアのアップデート.........................................
GUID-712B1EA2-FDF1-484A-94FC-A99F33968333 OpenManage Server Update Utility について 1 OpenManage Server Update Utility は、アップデートを識別してシステムに適用するために ISO で使用できるアプリケーションです。SUU は DVD ベースのアプリケーションではなくなりました。ISO を USB ドライブ、またはネットワークドライブにコピーしてください。 SUU を使用すると、Dell PowerEdge システムをアップデートしたり、SUU をサポートするシステムに使用できるアップデートを表示したりすることが できます。SUU はお使いのシステムに現在インストールされているコンポーネントのバージョンを、『Dell PowerEdge Server Update Utility』メディ アに収録されているコンポーネントのバージョンと比較します。SUU は、バージョンの比較レポートを表示し、コンポーネントをアップデートするための 多様なオプションを提供します。 メモ: 管理者権限(Microsof
GUID-301A820B-348E-463C-A65B-7DA990301276 本リリースの新機能 • 次のプラットフォームをサポートします。R640、R740、R740xd、R940、C6240 GUID-735B6696-8833-4DBE-BE37-AB9C20C46312 対応オペレーティングシステム 次の Microsoft Windows オペレーティングシステム。 • Microsoft Windows Server 2016 • Microsoft Windows Server 2012 R2 • Microsoft Windows Server 2012、Essentials、Enterprise、Datacenter、および Foundation(x64 ビット)Edition • Microsoft Windows Server 2008 R2 Foundation、Standard、Enterprise、および Datacenter Edition(SP 1) • Microsoft Windows Server 2008 SP2 Foundation、
– Serviceability Tools(保守ツール) – Dell Client Command Suite(デルクライアントコマンドスイート) – Connections Client Systems Management(接続クライアントシステム管理) d.
GUID-8EC942A0-1CF1-4101-8103-AC75A427E433 グラフィカルユーザーインタフェースモードについて 2 グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)は、比較およびアップデート実行のためのインタラクティブなアプローチを提供します。 GUI を使って、以下のことができます。 • システムによってインベントリされたデバイスバージョン、適用 DUP バージョン、およびアップデートが必要なデバイスを示すシステム比較レポート の表示。 • アップグレード、ダウングレード、またはシステムセットアップデートを実行する。 • SUU 内の全プラットフォームの対応コンポーネントを表示するためのリポジトリの参照。 GUID-A5E4FED0-959D-4A46-8F80-00DD7DF5A5E0 GUI モードでの SUU の起動 SUU は、ネットワーク上の場所、または SUU ISO がマウントされている場所から実行することができます。複数システムでコンポーネントをアップデ ートするには、次の手順を実行します。 1.
Your system does not meet the required prerequisites for some of the hardware component(s). Therefore, all the rows for the hardware component(s) are disabled in the Comparison Report. Click Continue to update the applicable Dell OpenManage software component. ソフトウェアとハードウェアの必須条件エラーメッセージ Prerequisite Failure Message: Your system does not meet the required prerequisites for some of the hardware component(s) and for installing the Dell OpenManage software component.
GUID-9AF29405-8FF9-4895-A4A0-8F8D765F0F39 比較レポート SUU は、システムにインストールされたコンポーネントのバージョンと、リポジトリ内にある使用可能なバージョンとを比較して、その結果を 比較レポ ート に表示します。比較レポート に表示されるフィールドは次のとおりです。 • 選択 - コンポーネントを選択します。 • 状態 - 状態をアイコンとして表示し、各アイコンは、アップグレード、ダウングレード、前提条件アップデートのみ、前提条件および相互必要条 件の両方、相互必要条件のみ、といった異なる状態を示します。 • 重要性 - アップデートの重要性を示します。 • パッケージ名 - インベントリからパッケージ名を表示します。 • コンポーネント - コンポーネントの名前を表示します。 • タイプ - インベントリから、リストされているデバイスのタイプを表示します。 • 現在のバージョン - システムの現在のバージョンを表示します。 • 最新バージョン - リポジトリにある、アップデートされる予定の最新使用可能バージョンを表示します。
表 3. 比較レポートの機能 タスク Action レポートの表示 レポートを表示するには、左ペインでお使いのシステムのホスト名をクリ ックします。 列の並べ替え 列を並べ替えるには、列名をクリックします。 メモ: 列は昇順または降順に並べ替えられます。 レポートのエクスポート レポートをエクスポートするには、レポートのエクスポート をクリックしま す。 メモ: レポートは .csv、.html、または .
4. OK をクリックします。 ダウングレードのステータスは、比較レポート で確認できます。 GUID-E3C14CF2-F1F1-47B5-99AE-CCFDBB765AD6 システムコンポーネントのアップデート SUU は、システムにインストールされているコンポーネントを、リポジトリ内の利用可能なコンポーネントのバージョンと比較します。システム内のコン ポーネントのバージョンがリポジトリのバージョンよりも新しい場合は、SUU で比較レポートの右上隅にある アップデート ボタンが有効になります。 コンポーネントを 1 回のセッションでアップグレード / ダウングレードするには、次の手順を実行します。 1. システムセットアップデートの有効化 を選択します。 SUU は ダウングレードの有効化 を無効にし、アップグレード が アップデート に変わります。アップデート可能なすべてのコンポーネントが、 比較レポートで選択されます。 2. アップデート ボタンをクリックします。 3.
GUID-2D6FEA9C-5FDE-4F53-9B47-AA1D9D9A6EAE コマンドラインインタフェースモードについて 3 コマンドラインインタフェース(CLI)モードでは、比較およびアップデートを実行するために、コマンドプロンプトからコマンドを使用することが可能にな ります。 DSU ルートディレクトリから、CLI モードでの SUU を実行します。ネットワーク共有の場所から SUU を実行している場合は、DSU ISO の内容を 共有ディレクトリにコピーし、この共有ディレクトリから CLI を実行してください。 CLI を使って、以下のことができます。 • 比較およびアップデートの実行。コマンドのリストについては、「CLI コマンドのリスト」を参照してください。 • アップデート進行状況の表示。 GUID-DFD3FEAC-6E3D-4012-B1A3-3F5905D0487C CLI モードでの SUU の起動 SUU は、SUU ISO がマウントされているディレクトリから実行することができます。複数システムでのコンポーネントのアップデートを CLI モードで実 行するには、
CLI コマンド構文 コマンドの説明 メモ: コンポーネントを個別にダウングレードすることはできませ ん。 — p | — progress アップデート またはダウングレードの進行状況を表示します。 — c | — comparison 現在のコンポーネントを比較します。 — d | — directory イベントログの転送先をデフォルトの場所とは異なるディレクトリに指定 します。 — s | — stoponfail 最初のコンポーネントのアップデート中にエラーが発生した場合に、アッ プデートを中止します。 — iprog | — inventoryprogress システムのコンポーネントとリポジトリ内のコンポーネントとの比較の進行 状況をパーセントで示します。 — nc | — nocoreq システムに適用できる相互必要条件をフィルタします。 14
GUID-F6FEFD01-10C9-4D06-A62A-6B69CF21A4F6 4 Server Update Utility とその他コンポーネントとの統合 SUU と他のコンポーネントと統合する可能性には、次のようなものがあります。 • SUU と OpenManage Essentials との統合 • Repository Manager を使用したカスタム SUU の作成 • SUU のエクスポート GUID-7AFB37DB-7AD7-4186-A30B-CA992BE0D935 SUU と OpenManage Essentials との統合 OpenManage Essentials は、企業ネットワーク内のシステム、デバイス、およびコンポーネントの包括的な表示を提供するハードウェア管理アプリ ケーションです。システムおよびその他デバイスのためのウェブベースの 1 対多システム管理アプリケーションである OpenManage Essentials では、 次が可能です。 • システムの検出およびインベントリ • システム正常性の監視 • システムアラートの表示お
メモ: SUU としてディレクトリにエクスポート を選択すると、出力パッケージは SUU コンテンツをディレクトリ形式で作成します。 メモ: 必要なプラグインがシステムにインストールされていない場合は、ここをクリックして、プラグインをインストールする のリンク が表示されます。 6. 必要なプラグインをインストールするには、ここをクリックしてプラグインをインストール リンクをクリックします。 インストールには数分かかる場合があります。 7. プラグインのダウンロードが完了したら、レポート ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスを閉じます。 8. 最新のプラグインがインストールされたら、インストールされたプラグインのバージョンが表示されます。次へ をクリックします。 9. フォルダを参照 ダイアログボックスで、ローカルドライブ上の ISO ファイルの保存先として指定するフォルダを選択し、OK をクリックします。 10. Finish(終了)をクリックします。 11.
• コンポーネントのファイルタイプが、それが属しているバンドルと一致しない。例えば、Linux DUP が Windows のバンドルに表示される場 合。 • コンポーネントのサポートされているプラットフォームが、サポートされているバンドルのリストに一致しない。例えば、PowerEdge R210 の BIOS に、PowerEdge T710 バンドルで表示される。 • バンドルでサポートされているオペレーティングシステムが Windows または Linux。例えば、M1000e バンドルを SUU にエクスポートす る。他のオペレーティングシステムはエラーと見なされます。 メモ: 複数のアップデートコンポーネントがバンドル内の同じデバイスに対して適用可能な場合、Repository Manager はカスタム SUU 内の最新バージョンのコンポーネントのみを維持します。この他のすべての重複コンポーネントはバンドルから削除されます 9.
GUID-50DC2392-D23A-4E0F-B376-1374F53619CD 既知の問題とよくあるお問い合わせ(FAQ) 5 本項では、SUU に関する既知の問題と、よくあるお問い合わせ(FAQ)について説明します。 GUID-1E6D854B-49A7-4902-82AD-DD556B446BE3 既知の問題 SUU における既知の問題には、次のようなものがあります。 GUID-B31C9892-60F7-463A-8EB1-0DB347D62EEE Red Hat Enterprise Linux 7.2 オペレーティングシステムで SUU GUI を開くことができません SUU GUI が Red Hat Enterprise Linux 7.2(64 ビット)オペレーティングシステムで起動できない場合、次の操作を実行します。 • ターミナルで次のコマンドを実行します。 – #echo -e "Section \"Device\"\nIdentifier \"Device0\"\nOption \"SWCursor\" \"True \"\nEndSection" > /etc/
3. ユーザーアカウント制御:管理者承認モードでの管理者に対する昇格時のプロンプトの動作 に移動します。 4. 右クリックして、プロンプトなしで昇格 を選択します。 GUID-2955AB8C-080A-47D2-A0DC-15C3D3E63255 64 ビット Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムにおける DUP の失敗 64 ビット Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムで DUP の実行に失敗した場合、以下の RPM を手動でインストールします。 • compat-libstdc++-33.i686 • libstdc++-4.4.4-13.el6.i686 • libxml2.i686 • libXp.i686 • libXtst.i686 • nss-softokn-freebl-3.12.9-11.el6.
GUID-260CB765-70EC-4021-AC4D-CC3AEE97C51C 複数デバイスのアップデート 同じシステム上で、複数の同じデバイスのアップデートを行う場合、SUU はすべてのデバイスのすべてのインスタンスにアップデートを適用します。た とえば、システムに 3 つのコントローラが構成されており、それぞれを実行するファームウェアまたはドライバのバージョン 1.1、1.2、1.3 で、かつリポジトリ に含まれているバージョンが 1.2 であるとすると、ファームウェアバージョン 1.
GUID-A999B66A-21DB-40C3-A12E-FBA0C953ABD2 RAC 仮想メディアの使い方 リモートで SUU を実行するために、システムで仮想メディアを使用しないでください。この手順によって仮想メディアの接続が切断され、SUU のアッ プデート手順が中断されます。 GUID-D0DEA55A-91B0-4787-A4F8-55CCF8993069 SUU ディレクトリ名での特殊文字の使用 SUU は、"、:、/。\、$ などの特殊文字が含まれたディレクトリからは実行されません。例えば、SUSE Linux Enterprise Server オペレーティング システムが実行されているシステムに USB ドライブを接続するとき、これはデフォルトで特殊文字が含まれているディレクトリ名にマウントされます。 たとえば、/media/USB:1:2/ などです。 SUU の実行中は、特殊文字のないディレクトリ名を使用することをお勧めします。 GUID-F25AD6E8-D081-4BD9-8D58-54083B6105B3 RAC DUP パッケージの実行 デルの第 11 世代以
Windows オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、Windows タスクマネージャを開き、アプリケーション タブをクリックして、SUU が 実行されているかどうかを確認します。Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、ターミナルを開き、ps -eaf | grep suu コマンド を入力して、SUU が実行されているかどうかを確認します。SUU が実行されている場合は、アプリケーションを終了し、SUU を再起動します。 SUU の他のインスタンスが実行されていない場合は、何らかの理由で SUU が突然シャットダウンした可能性があります。この場合は、ロックファイ ルが作成されています。Windows オペレーティングシステムが稼動するシステムでこれらのロックファイルを削除するには、<%システムドライブ%>: \dell\suu ディレクトリに移動し、suu.lck ファイルを削除します。Linux オペレーティングシステムを実行しているシステムでロックファイルを削除する には、chattr -i suu.lck rm -f suu.