Users Guide
メモ: DRAC 監視機能は、iDRAC9 以降のシステムでは廃止されています。iDRAC9 システムでは、Dell EMC サーバーおよびラッ
ク型ワークステーション監視(ライセンス対象)機能を使用することをお勧めします。
Microsoft System Center Operations Manager 向け DSMPS 7.2 を使用
した Dell Remote Access Controller の検出および分類
Dell EMC Server Management Pack Suite では、Dell Remote Access Controllers(DRAC)、および統合 DRAC(iDRAC)の検出と分類
が可能です。
次の表は、Dell DRAC 監視機能によるハードウェア検出とグループ化の詳細をリストしています。
表 18. Dell ハードウェアの検出とグループ化
グループ ダイアグラムビュー ハードウェアタイプ
Dell Remote Access Controller Remote Access Controller グループ iDRAC モジュラー型、および iDRAC モノリ
ス型インスタンス。
メモ: DRAC 監視機能は、第 14 世代
PowerEdge サーバの検出をサポートし
ていません。これらのデバイスは、
サーバおよびラック型ワークステーシ
ョン監視機能の拡張可能エディショ
ンを使用して管理できます。
DRAC デバイスの検出
DRAC デバイスは、Operations Manager コンソールの 管理 セクションでネットワークデバイスとして検出される必要があります。
DRAC デバイスを検出するには、次の手順を行います。
1. Operations Manager 管理者として管理サーバにログオンします。
2. Operations Manager コンソールで、管理 をクリックします。
3. ナビゲーションペイン下部の 検出ウィザード をクリックします。
4. 検出ウィザード を実行し、ネットワークデバイス を選択して、画面上の指示に従います。
詳細については、technet.microsoft.com にある Operations Manager のマニュアルを参照してください。
5. Operations Manager の デバイスコンソールの追加 画面でスキャンする IP アドレスを入力し、SNMP V1 または V2 の Run As ア
カウント ドロップダウンボックスから適切な Run As アカウント を選択します。
6. Dell EMC Feature Management Dashboard を使用して DRAC 監視機能を有効にします。
Operations Manager のための拡張性の推奨
分散型セットアップにおける多数ネットワークデバイスの管理時に、デバイスタイプごとに管理サーバの専用リソースプールを使用
してください。管理グループでサポートされるデバイス数の詳細については、『サイジング ガイド』を参照してください。
Microsoft System Center Operations Manager 向け DSMPS バージョン 7.2 を使
用した DRAC 監視機能による検出
表 19. DRAC 監視機能の検出
検出オブジェクト 説明
iDRAC 検出 サポートされているすべての Integrated Dell Remote Access
Controller を検出します。
Dell Integrated Remote Access モジュラー型検出 モジュラー型システム用 Dell Integrated Remote Access
Controller のシャーシ名とシャーシ サービス タグを検出します。
62 Dell EMC Server Management Pack Suite バージョン 7.2 でサポートされる監視機能