Users Guide
Dell EMC OMIMSSC
本項のトピックでは、OMIMSSC コンポーネントと管理ポータル、OMIMSSC でサポートされるさまざまなプロファイル、および
OMIMSSC ベースの Dell EMC デバイスの検出と監視について説明します。
トピック:
• Dell EMC OMIMSSC の概要
• Dell EMC OMIMSSC 対応プロトコル
• EMC OMIMSSC 管理ポータルの使用
• プロファイル
• プロキシ MS の DellProxyMSGroup への追加および Dell プロキシ MS と OMIMSSC の同期
• Dell EMC デバイスの検出と Operations Manager との同期
• Dell EMC OMIMSSC での情報の表示
Dell EMC OMIMSSC の概要
Operations Manager 向け Dell EMC OMIMSSC は、次のようにパッケージ化されています。
● Hyper-V でホストされる仮想マシンに展開できる.vhd ファイル
● VMware ESXi バージョン 6.5、6.7、7.0 でホストされる仮想マシンに展開できる.ova ファイル
Dell EMC OMIMSSC を使用すると、WS-MAN、シャーシ、または Dell EMC PowerEdge MX7000 を含むモジュラー型システムを使用
して iDRAC を通じて検出されたサーバーとラック型ワークステーションの検出、インベントリー、正常性監視、パフォーマンス メト
リック監視、およびアラート監視を行うことができます。CentOS をベースとしています。これは、Dell EMC デバイスと通信し、
Dell EMC OMIMSSC 管理ポータルから管理できます。
Dell EMC OMIMSSC が設定され、ネットワークが設定されると、System Center Operations Manager ユーザーは登録を実行できます。
設定管理パックがダウンロードされ、System Center Operations Manager にインポートされる場所が、指定された前提条件が満たさ
れていることを確認します。すべての管理パックはバックエンドで自動インポートされます。
Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)と Dell EMC OMIMSSC を統合して、データ センター内の Dell EMC デバイス
を監視します。OMIMSSC アプライアンスから検出を実行すると、Operations Manager コンソールの Dell EMC OpenManage
Integration Dashboard に検出された Dell EMC デバイスが表示されます。このダッシュボードでは、デバイスの監視レベル、監視間
隔、およびパフォーマンス メトリックの設定を実行できます。
Dell EMC OMIMSSC は、Dell EMC PowerEdge サーバー、シャーシ、ネットワーク スイッチ、および将来のストレージ ソリューショ
ンなど、さまざまな種類の Dell EMC デバイスを監視するための簡易検出ソリューション テンプレートです。
Dell EMC OMIMSSC 対応プロトコル
このマニュアルで使用されている Dell EMC OMIMSSC の内容とその名前を以下にリストします。
● Operations Manager 向け Dell EMC OMIMSSC は、以下でホストされている仮想マシンです。
○ Hyper-V
○ VMware ESXi バージョン 6.5、6.7、7.0
● Dell EMC OMIMSSC アプライアンスは CentOS をベースにしており、次のタスクを実行します。
○ Dell EMC デバイスとやり取りします。Dell デバイスとの通信でサポートされているプロトコルは次のとおりです。
■ Web Services-Management(WS-MAN)
■ 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)
■ RedFish
メモ: 詳細については、『取り付けガイド』の「Port information and communication matrix for OMIMSSC
appliance」の節を参照してください。
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