Install Guide
OMIMSSC アプライアンスへの接続の失敗
Operations Manager 環境用 OMIMSSC のインストール後に OMIMSSC アプライアンスアイコンをクリックすると、「Connection
to server failed」というエラーが表示されます。
回避策として、次の手順を実行します。
● アプライアンスの IP と FQDN を信頼済みサイトとして追加します。
● アプライアンスの IP と FQDN を DNS の 前方参照ゾーン および 逆引き参照ゾーン に追加します。
● C:\ProgramData\VMMLogs\AdminConsole ファイルにエラーメッセージがないか確認します。
ローカル アカウントとドメイン アカウントのユーザー名
は一致し、パスワードが異なる場合に発生する問題
次の問題は、ローカル管理者権限を持つドメイン ユーザー アカウントと、管理サーバー仮想マシンあるいはプロキシ管理サーバー仮
想マシンで使用されているローカル管理者ユーザー アカウントで、ユーザー名が同じでパスワードが異なる場合に発生します。
● Test Connection fails between Dell EMC OMIMSSC appliance and Operation Manager console.
● SCOM objects not getting discovered in the respective Dell EMC device state views and diagram views after discovery
job is successful in the Dell EMC OpenManage Integration Dashboard.
● Devices discovered in Operations Manager console's Dell EMC device state views and diagram views remain in
unmonitored state.
例:
ドメインユーザーアカウント:domain\user1、pwd1
ローカルユーザーアカウント:user1、Pwd2
ユーザーが上記のドメインユーザーアカウントで登録しようとすると、接続テストに失敗します。
回避策:回避策としては、ドメインユーザーアカウントとローカルユーザーアカウントとで異なるユーザー名を使用するか、あるい
はアプライアンスでの Operations Manager 登録時に単一のユーザーアカウントをローカルユーザーとして使用します。
Dell EMC デバイスの検出を行う前に、管理サーバーとプロキシ管理サーバーで必ず上記のようにドメイン ユーザー アカウントを設
定するようにしてください。
OMIMSSC アプライアンスに割り当てられていない IP ア
ドレス
アプライアンスを作成したり操作すると、IP アドレスが割り当てられなかったり、黒のコンソールに表示されます。
この問題を回避するには、仮想スイッチが、物理スイッチにマップされており、正しく設定されていることを確認して、OMIMSSC
アプライアンスに接続します。
進行中のアプライアンス検出ジョブスタック
トリガーされたデバイス検出ジョブが、OMIMSSC アプライアンスの実行タスクリストに 5 時間以上もスタックされます。
回避策として、同じ IP アドレスのセットを使用して、デバイス検出のためのジョブを新たに作成して実行してください。
Operations Manager コンソールで Dell EMC OMIMSSC
を起動できない
登録後に Dell EMC OpenManage Integration Dashboard が Operations Manager にロードされない場合、または OMIMSSC アプラ
イアンスの IP に変更がある場合。
64 トラブルシューティング