Users Guide
Table Of Contents
- Microsoft System Center Operations Manager向けDell EMC Server Management Pack Suiteバージョン7.2 ユーザーズ ガイド
- SCOM向けDell EMC Server Management Pack Suite(DSMPS)について
- DSMPSのサポート マトリクス
- DSMPSのインストール
- DSMPSのモニタリング機能を使用したSCOMコンソール上でのPowerEdgeサーバーの検出および管理
- PowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーションのDSMPSモニタリングの拡張可能エディションおよび詳細エディション
- PowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーションの検出と分類
- SCOMエージェント管理を使用したPowerEdgeサーバーの検出
- SCOMコンソールでのDell EMC PowerEdgeサーバーのモニタリング
- iSM-WMIを使用したSCOMコンソール上のPowerEdgeサーバーの検出および管理
- DSMPSを使用したSCOMコンソールでのDRACの検出と管理
- DSMPSモニタリング機能用のSCOMコンソールでサポートされているタスク
- DSMPSレポートの生成
- DSMPSのアップグレード
- DSMPSのアンインストール
- 参照トピック
- DSMPSでサポートされているモニタリング機能
- 検出されたデバイスの重要度レベル
- OMSAを使用したPowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーションのDSMPSモニタリングでサポートされている検出機能
- DRACのモニタリング用にDSMPSでサポートされている検出機能
- DSMPSのさまざまなモニタリング機能によってモニタリングされるハードウェア コンポーネント
- DSMPSのモニタリング機能で提供されるビュー オプション
- iSM-WMIを使用したDSMPSの主なPowerEdgeサーバー モニタリング機能
- DSMPSユニットのモニター
- DSMPSのさまざまなモニタリング機能によって使用されるイベント ルール
- トラブルシューティング
- 追加リソース
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- デル・テクノロジーズへのお問い合わせ
- 用語集
- 追加トピック
最小しきい値は 1 で、最大しきい値は 99 です。デフォルトのしきい値は 60 です。しきい値は、1~99 の範囲内で設定できます。
指定した範囲以外のしきい値を指定すると、そのしきい値はデフォルト値にリセットされます。
最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率が設定されたしきい値を超えると、サーバごとに警告イベントが生成されます。
最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率が設定されたしきい値内に戻ると、警告イベントが自動的に解決されます。
警告アラートの詳細は、[モニタリング]下の[アラート詳細]ペインで確認できます。
iDRAC および iSM から検出された PowerEdge サーバーのポート接続情
報
メモ: この機能は、iDRAC9 ベースの PowerEdge サーバーでのみサポートされています。
サーバー ポート接続情報機能では、スイッチ ポートからサーバー ポートへの物理マッピング、および iDRAC 専用ポート接続の情報
が提供されます。この機能を使用すると、サーバーのネットワーク ポートに接続されているスイッチ ポートと iDRAC 専用ポートを
特定することで、ケーブル エラーのデバッグを減らすことができます。Dell EMC ダイアグラム ビューの[詳細ビュー]ペインで、
iDRAC NIC および NIC オブジェクト下のサーバー ポート接続に関する情報を表示することができます。各 NIC のインベントリー情
報とともに、スイッチのシャーシ ID 情報とポート ID 情報が入力されます。この機能は、Dell EMC サーバーおよびラック型ワークス
テーションのモニタリング(ライセンス対象)機能の iDRAC および iSM の両方の方法で検出された Dell EMC PowerEdge サーバーで
使用できます。
DSMPS ユニットのモニター
ユニット モニターは、パフォーマンス カウンターを 2 サイクル連続して監視し、しきい値を超えているかどうかを確認します。し
きい値を超えると、Dell EMC PowerEdge サーバーの状態が変わり、アラートが生成されます。このユニット モニターはデフォルト
で無効になっています。SCOM コンソールの[オーサリング]ペインのしきい値を上書き(有効化)できます。ユニット モニター
は、Dell EMC サーバーおよびラック型ワークステーション モニタリング機能の Dell Windows Server オブジェクトで使用できます。
ユニット モニターのしきい値を有効にするには、パフォーマンスおよび電源のモニタリング ユニット モニターの有効化 、p. 14 を
参照してください。Dell ユニット モニターはモニタリング対象のオブジェクトで発生するさまざまな状況を評価します。この評価
の結果が、対象の正常性状態を決定します。
Dell ユニット モニターには以下が含まれます。
● イベント モニター - Dell 機器が Windows イベント ログに記録するイベントによってトリガーされ、対応するオブジェクトの正
常性が示されます。
● 定期モニター - 秒数間隔で設定された定期的なポーリングによってトリガーされます。
OMSA を使用した PowerEdge サーバーおよびワークステーション向けの
DSMPS モニタリング機能の拡張可能エディション ユニット モニター
OMSA を使用して、DSMPS モニタリング機能で提供される次のすべてのユニット モニターは、[定期]タイプです。
メモリ
● Dell EMC サーバメモリステータス
● Dell EMC サーバメモリ冗長ステータス
OpenManage Software サービス
● Dell EMC Server Management(DSM)接続サービス可用性ステータス
● DSM Data Manager 可用性ステータス
● DSM Event Manager 可用性ステータス
● DSM Shared Service 可用性ステータス
● DSM Storage Service 可用性ステータス
● Windows Management Instrumentation(WMI)サービス可用性ステータス
電源装置
● Dell EMC サーバ電源装置ステータス
プロセッサ
● Dell EMC サーバプロセッサステータス
54 参照トピック