Users Guide
Table Of Contents
- System Center Operations Manager向けDell EMC OpenManage Integration with Microsoft System Centerバージョン7.2 ユーザーズ ガイド
- 本書について
- System Center Operations Manager(SCOM)向けDell EMC OpenManage Integration with Microsoft System Center(OMIMSSC)について
- OMIMSSCライセンスの購入と管理
- OMIMSSCアプライアンスのポート情報と通信マトリックス
- サポートマトリックス
- OMIMSSCアプライアンスの導入と設定
- デバイス管理のためのOMIMSSCおよびSCOMインターフェイス
- OMIMSSCへの管理サーバーの登録
- OMIMSSC管理ポータルで実行できるタスク
- SCOMコンソールからのOMIMSSCの管理
- OMIMSSCのライセンス対象モニタリング機能を使用したPowerEdgeサーバーの検出とモニタリング
- PowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーション向けのOMIMSSCのライセンス対象モニタリング機能の概要
- ホスト オペレーティング システムを使用し、WS-ManまたはiDRACアクセスを使用したPowerEdgeサーバーおよびワークステーションの検出と分類
- Dell EMCサーバーおよびラックのモニタリング(ライセンス対象)を使用してPowerEdgeサーバーを検出するための前提条件
- OMIMSSCからiDRAC WS-Manを使用するPowerEdgeサーバーの検出
- SCOMコンソールを使用したPowerEdgeサーバーの検出
- WS-Manを使用したオブジェクトの検出
- PowerEdgeサーバーをモニタリングするSNMP Servicesのインストール
- SCOMコンソールでのPowerEdgeサーバーおよびラック型ワークステーションのモニタリング
- OMIMSSCを使用したDell EMCシャーシの検出とモニタリング
- OMIMSSCを使用したDell EMCネットワーク スイッチの検出とモニタリング
- OMIMSSCアプライアンスを使用したDell EMCデバイスの管理
- OMIMSSC管理ポータルとOpenManage Integration Dashboardでのジョブの表示
- OMIMSSCモニタリング機能用のSCOMコンソールでのタスクの実行
- OMIMSSCアプライアンスのアップグレード
- OMIMSSCに登録されている管理サーバーの登録解除(登録解除)
- OMIMSSC VMの削除
- トラブルシューティング
- OMIMSSCアプライアンスの導入後、OMIMSSCアプライアンスにIPアドレスが割り当てられない
- OMIMSSCアプライアンスを導入した後、OMIMSSCを使用した管理サーバーの登録が失敗するか、管理パックが正常にインストールされない
- SCOMコンソールでOpenManage Integration Dashboardを起動できない
- OMIMSSCアプライアンスに接続できない
- ローカル アカウントとドメイン アカウントのユーザー名は一致しているにもかかわらずパスワードが異なる場合に発生した問題
- OMIMSSCによるDell EMCデバイスのデータ同期の問題の解決
- 登録解除中にアクセスできなくなったSCOMコンソールの手動クリーンアップ
- OMIMSSCとSCOMコンソールの間の接続ができない
- Mozilla Firefoxブラウザーを使用してOMIMSSC管理ポータルにログインできない
- デバイスを検出するためにOMIMSSCで実行しているジョブが5時間を過ぎても進行状態のままになる
- OMIMSSCの再起動後にデバイスを検出および監視できない
- イベント ID 33333:SqlError でデータアクセスレイヤが再試行を拒否する
- Dell EMC Feature Management Dashboardでの問題の解決
- リファレンス トピック
- OMIMSSCでサポートされているモニタリング機能
- Feature Management Dashboardを使用したOMIMSSCのモニタリング機能の設定
- 検出されたデバイスの重要度レベル
- OMIMSSCでのPowerEdgeサーバーのライセンス対象モニタリングの主要機能
- OMIMSSCによって監視されているサーバーおよびラック型ワークステーションのハードウェア コンポーネント
- OMIMSSCによるモニタリング対象シャーシのハードウェア コンポーネント
- OMIMSSCによって監視されるネットワーク スイッチのハードウェア コンポーネント
- OMIMSSCモニタリング機能によって提供される表示オプション
- OMIMSSCのユニット モニター
- OMIMSSCのさまざまなモニタリング機能によって使用されるイベント ルール
- 追加リソース
- Dell EMCサポート サイトからのサポート コンテンツへのアクセス
- デル・テクノロジーズへのお問い合わせ
- 用語集
- 追加トピック
多のコンソールを使用できるようになります。iDRAC グループ マネージャーを使用して、サーバー障害の目視検査などの手動方式よ
りも強力な管理が可能になり、ユーザーは一連のサーバーに関する情報を確認することができます。
ダイアグラム ビューの[詳細ビュー]ペインで、iDRAC オブジェクトの下にある iDRAC グループ マネージャー、iDRAC グループ マ
ネージャーのステータス、および iDRAC グループ名に関する情報を確認できます。この機能の詳細については、サポート サイトで
入手可能な『iDRAC9
バ
ー
ジョン
3.00.00.00
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』を参照してください。この機能は、Dell EMC サーバーおよびラック型
ワークステーション モニタリング(ライセンス対象)機能の iDRAC および iSM の両方の方法で検出されたサーバーで使用できます。
イベント自動解決
このセクションでは、イベント自動解決機能を使用した Dell デバイス イベントの自動解決または確認について説明します。
Dell EMC Server Management Pack Suite は、Dell デバイスからイベントを受信して処理します。これらのイベントは、問題、情報、
および解決イベントとして幅広く分類できます。これらのイベントはすべて、手動で閉じるまでコンソールに残ります。ノードで
問題が解決された後でも、問題イベントと対応する解決イベントは、手動で確認されるまでコンソールに残ります。イベント自動
解決機能は、このような Dell デバイスイベントを自動的に解決または確認します。
イベントの自動解決は、次のように分類できます。
● 問題から問題 - 1 つの問題イベントが別の問題イベントを解決します。たとえば、温度センサーは、警告しきい値を超えたとき
に警告イベントを送信します。アクションがない場合、特定の時間が経過すると、同じセンサーは重要イベントを超えたときに
重要イベントを送信します。この場合、警告イベントは存在しないため、警告イベントの重要性はありません。警告イベント
は確認され、コンソールには重要イベントだけが表示されます。
● 問題から解決 - 1 つの解決イベントまたは正常イベントが問題イベントを解決します。たとえば、温度センサーは、警告しきい
値を超えたときに警告イベントを送信します。管理者が適切なアクションを実行すると、同じセンサーが、一定時間の経過後
に、解決イベントまたは通常イベントを送信します。この場合、警告イベントは存在しないため、警告イベントの重要性はあ
りません。警告イベントは確認され、コンソールには通常イベントだけが表示されます。
この機能は、iDRAC WS-Man を介して検出されたサーバーでのみ使用できます。デフォルトでは、イベント自動解決は無効になっ
ています。イベント自動解決の有効化タスクを使用して、この機能を有効にします。イベント自動解決の有効化やイベント解決の
無効化などのタスクは、Dell EMC > Dell EMC Feature Management Dashboard > Dell EMC サーバーおよびラック型ワークステー
ション モニタリング(ライセンス対象) > Dell EMC モニタリング機能タスクで実行できます。
iDRAC および iSM を介して検出された PowerEdge サーバーの容量計画
Dell サーバー容量チェック ユニット モニターを使用して、サーバーの使用率が設定された容量しきい値を超えたかどうかを監視でき
ます。ユニット モニター - Dell サーバー容量チェックでは、各サーバーの最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率を、設定
されている容量しきい値と比較して監視します。このユニット モニターはデフォルトでは無効に設定されています。Dell サーバー
容量チェック ユニット モニターを有効にするには、パフォーマンスおよび電源モニタリングのユニット モニターの有効化 、p. 42
を参照してください。
最小しきい値は 1 で、最大しきい値は 99 です。デフォルトのしきい値は 60 です。しきい値は、指定された範囲内で設定できま
す。つまり、1~99 です。指定した範囲以外のしきい値を指定すると、そのしきい値はデフォルト値にリセットされます。
最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率が設定されたしきい値を超えると、サーバごとに警告イベントが生成されます。
最後の 1 日のシステムまたは CUPS の平均使用率が設定されたしきい値内に戻ると、警告イベントが自動的に解決されます。
警告アラートの詳細は、[モニタリング]の下の[アラート詳細]ペインで確認できます。
障害が発生した CMC または OpenManage Enterprise-Modular のステ
ータスの検出と復元
「iDRAC による障害が発生した Dell EMC Chassis Management Controller/OpenManage Enterprise Modular(CMC/OME-M)の検出」
機能を使用すると、ラック スタイル管理(RSM)が有効になっているモジュラー型サーバーの iDRAC が、障害のあるまたは使用で
きない CMC を検出します。この機能を使用することで、障害が発生した Dell EMC CMC/OME-M を通常の状態に戻す迅速な修復
アクションを実行できます。
Dell シャーシコントローラセンサー は、Dell EMC CMC/OME-M の有無または障害を示します。[センサー]の下で Dell EMC ダイア
グラム ビュー > Dell シャーシ コントローラー センサーをクリックして、ユニット モニターから取得された正常性状態を確認できま
す。
メモ:
● Dell シャーシ コントローラー センサーは、拡張可能管理パックおよび詳細管理パックの両方のエディションで使用できま
す。
リファレンス トピック 85