Users Guide

リモート iDRAC のハード リセット操作の実行
サーバーのオペレーティング システムをシャットダウンせずに、iDRAC をリモートでリセットできます。このタスクは、WMI を使
用して iDRAC Service Manager（iSM）を介して検出された PowerEdge サーバーでのみ使用可能です。リモートで iDRAC をリセット
するには、まずホスト オペレーティング システムで管理者権限があることを確認する必要があります。
iDRAC をリモートでリセットするには、SCOM コンソールで次の手順を実行します。
1. 左ペインで、モニタリングをクリックします。
2. Dell EMC > Dell EMC 状態ビュー > Dell EMC サーバー（iSM）状態ビューの順にクリックします。
状態情報が表示され、WMI を使用して iSM を通じて検出されたサーバーが作業中のペインに一覧されます。
3. リモートで iDRAC をリセットするサーバーを選択します。
右ペインの［タスク］セクションに、選択したサーバーで実行できるタスクが表示されます。
4. iDRAC のハード リセットをクリックします。
［タスクの実行 - iDRAC のハード リセット］ウィンドウが表示されます。
5. 実行 をクリックします。
[タスクステータス - iDRAC のハードリセット] ウィンドウがリセットの状態で表示されます。
6. 閉じる をクリックします。
iDRAC は、サーバー オペレーティング システムをシャットダウンせずに正常にリセットされます。
Embedded Server Management（ESM）ログのクリア
ハードウェア ログとも呼ばれる Server Administrator Embedded Server Management（ESM）ログは、エラー修正コード（ECC）、シ
ステムのリセットと起動、およびプローブしきい値の変更など、ハードウェアによって生成されるすべてのシステム イベントのリ
ストを維持します。ハードウェアエラーが表示されたときやシステムが正しく機能しないときなどに、このログを参照できます。
ESM ログのクリア タスクを実行するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで、モニタリングをクリックします。
2. Dell EMC を展開します。
3. ダイアグラム ビュー、状態ビュー、またはアラート ビューのいずれかを展開します。
4. タスクを実行するデバイスを選択します。
デバイスによって使用されるモニタリング機能を使用して実行可能なタスクのリストが、SCOM コンソールのタスクペインに
表示されます。
5. タスクペインで、Dell EMC Windows Server タスク > ESM ログのクリアを選択します。
［タスクの実行］ウィンドウが表示されます。
6. 実行 をクリックします。
選択したデバイスの ESM ログが削除されます。
メモ: ESM ログのクリア タスクを実行すると、タスク実行画面には、開始しているタスクの結果のみが表示されます。たとえ
ば、ESM ログがクリアされていない場合でも、タスク実行画面には、成功したという結果が表示されることがあります。これ
は、ESM ログのクリア タスクの開始が成功したことを表しています。
電源管理関連のタスク
● Dell EMC PowerEdge サーバーおよびラック型ワークステーションの電源ステータスを確認する - ライセンス不要バージョンの
DSMPS によって監視されているサーバーでのみこのタスクを実行できます。電源ステータスの確認タスクを実行することで、
電源ステータスを確認し、IPMI シェルを使用して電源制御タスクを管理することができます。
● オペレーティング システムをシャットダウンせずに PowerEdge サーバーの電源を切る - 強制電源オフ タスクを実行すること
で、オペレーティングシステムをシャットダウンせずに、PowerEdge サーバーの電源をオフにすることができます。
● PowerEdge サーバーの電源を入れ直す - 電源サイクル タスクを実行することで、PowerEdge サーバーの電源をオフにしてから、
遅延後に再度電源をオンにすることができます。
● PowerEdge サーバーの電源を正常にオフにする - 正常電源オフ タスクを実行することで、オペレーティング システムをシャッ
トダウンし、その後、PowerEdge サーバーの電源をオフにすることができます。
OMIMSSC モニタリング機能用の SCOM コンソールでのタスクの実行 57